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2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。

その他の試合 2010年04月25日

関東高校大会東京都予選準々決勝 東久留米総合×かえつ有明@駒沢第2

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同時期開催のプリンスリーグに参加している高校は不参加。大会方式も全出場校を県、あるいは都の順位別に分けての順位トーナメントを採用するなど、以前とはだいぶその意味合いも変わりつつある、関東高校大会。それでも特に東京の場合は、この関東大会予選が新人戦も兼ねているため、新チームにとってはこれが実質初めての公式戦。昨年度の選手権に敗れてから約半年の成果を披露する、インターハイの前哨戦とも言えるでしょう。そんな中、ベスト16までで既に、帝京、國學院久我山、都立駒場、修徳、暁星などT-1を戦っている有力校は軒並み敗退。かなりフレッシュなベスト8の中から、まずは昨年の選手権王者・東久留米総合と、創部5年目ながら着々と上位進出の常連となりつつある、かえつ有明のカードを見に来ました。立ち上がりからゲームのペースを握ったのはかえつ有明。基本は3-4-3のシステムを敷くものの、3トップの一角に入った橋村圭太(2年・横浜FC鶴見)はかなり自由な位置取り。また、3バックの右に入った谷口祐亮(2年・志村第四中)、左に入った金田健(3年・サウスユーべ)も時にはSBかと見紛うほどのアグレッシブなオーバーラップを敢行します。ただ、これを可能にしているのは彼らの攻撃スタイル。まずドリブルしても簡単にはボールを奪われない1人1人の技術の高さがあり、パスも細かい1タッチ2タッチがベースにあるため、狭い局面をうまく打開していくので、基本的にボールを保持している時間が長いと。さらに、3バックのセンターを担う浅川明人(3年・レイソル青梅)と、ボランチの大庭周平(2年・ジェファ)の2枚は基本的に中央を離れないので、ある程度はカウンターにも対処できる配置にもなっています。21分にはかえつ有明に最初の決定機。奥沢隼人(3年・大森東中)のクサビを藤山世開(2年・ジェファ)がダイレクトで落とすと、橋村もダイレクトで右へ。フリーで抜け出した木村駿介(3年・駿台学園中)のシュートはGKに阻まれますが、まさに狙い通りの形。その後も31分に藤山、36分に荒井敬介(3年・赤塚第三中)、37分橋村、直後にも木村と相次いで決定機を創出。攻勢が続きます。押し込まれた東久留米は守備から攻撃への切り替えがやや遅く、なかなかカウンターも繰り出せず、厳しい時間帯が続きますが、39分にはようやくビッグチャンス。上村将仁(3年・東京久留米FC)が右サイドを抜け出し中へ。宗像奎介(3年・東京久留米FC)のシュートはGKセーブ、こぼれから上がったクロスを再び宗像がGKの飛び出したゴールへヘディングすると、かえつ有明も奥沢がカバーに入りクリア。前半はスコアレスで40分が経過しました。後半も基本構図は変わらず推移。すると47分、ゲームを動かしたのはやはりかえつ有明。橋村が左へスルーパスを通すと、前半から縦への意識が強かった中村哲平(2年・レイソル青梅)はGKとの1対1も冷静に右スミへ。流れそのままにかえつ有明が先制しました。失点直後に相手のミスから掴んだ絶好の得点機を生かせなかった東久留米は、ようやくサイドに素早く展開してからの形に突破口を見い出し、何度か崩すシーンもあったものの、それでもなかなかシュートが打てません。一方のかえつ有明も、66分、70分と立て続けに決定機でミスが出て突き放せず。終盤はCBの吉田純(3年・東京久留米FC)を最前線に上げた東久留米でしたが、やはりパワープレーに出てもシュートが遠く、最後までアップアップでクリアしてしまうようなこともなく、自陣でも繋ぐスタイルを完遂したかえつ有明の牙城は崩せず。スコアこそ0-1でしたが、点差以上の完勝でかえつ有明がベスト4へと駒を進めました。個人的には繋ぐのがいいサッカーで、簡単に蹴るのが悪いサッカーという考え方には激しく異論を唱えたいと思っていますが、かえつ有明のスタイルは面白いと思います。この時期でやりたいことがあれだけハッキリしていれば、後は時間を掛けて突き詰めるだけですから。見たいのは、明らかな格上と当たった時にどうなるか。今後が楽しみなチームを、また1つ見つけてしまったかもしれません。    AD土屋


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