デイリーサッカーニュース Foot!

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

最近のエントリー

カテゴリー

アーカイブ

2009/12

S M T W T F S
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

このブログについて

2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。

その他の試合 2009年12月12日

Jユース サンスタートニックカップ 決勝T2回戦 柏U-18×大宮ユース@日立台

foot!
  • Line

クラブユース勢にとってシーズン最後の大会となる、冬の祭典とも言うべきJユースカップ。今年から名前もすっかり長くなり、会場も準々決勝から長居と鳥栖に飛んでしまうので、今日は日立台にユース版・東武野田線ダービーをチェックしに向かいました。昨日降った雨の影響で、ややピッチ状態が重めの中、序盤から仕掛けていったのはホームの柏。開始2分で熊谷達也(2年・柏U-15)がクロスバー直撃のミドルをお見舞い。さらに、「前で潰せる相馬(大士・2年・U-16日本代表・柏U-15)をボランチに置いた」(清川浩行監督)ため、右SHに入った、トップチームでの公式戦出場も果たしている茨田陽生(3年・U-18日本代表・柏U-15)と、SB斉藤陽太(2年・柏U-15)のコンビネーションで再三右サイドからチャンスを創ると、やはり先制は柏。20分、左から橋本健太(3年・柏U-15)のアーリークロスを、ラインの裏に抜け出た茨田がうまくボールを止めると、飛び出したGKの頭上を破る絶妙ループ。近くで見ていた大宮関係者も驚愕した、素晴らしいゴールで柏がリードを奪います。対する大宮は柏のハイプレスに苦しみ、どうしてもボールを蹴ってしまうシーンが増え、攻め手を見い出せません。しかし、ワンチャンスを生かしたのは30分。相手クリアを奪った飯野峻地(2年・大宮JY)がスルーパス、受けた清水道浩(2年・大宮JY)は柏のトップ昇格が内定しているGK川浪吾郎(3年・U-18日本代表・柏U-15)との1対1も冷静に制し、柏が「警戒していたショートカウンター」(清川監督)で、チームファーストシュートを見事同点ゴールに結び付けました。ここからは落ち着きを取り戻した大宮が逆に攻勢へ。43分にはCKのチャンス、宮崎泰右(2年・大宮JY)の蹴ったボールは川浪が触れず、フリーの石川俊輝(3年・大宮JY)はループでGK不在のゴールを狙いましたが、わずかにバーの上へ。前半終盤は大宮のリズムで推移していきました。一転、劣勢になった柏は、後半開始から相馬を下げて仲間隼人(2年・柏U-15)を投入。「ボランチでボールを動かせなかった」(清川監督)状況に、茨田を本職のボランチに戻すと、再び柏躍動。53分、茨田のフィードを熊谷は収めきれなかったものの、最後は山嵜駿(2年・柏U-15)が右スミへ。再び柏の1点リードとなりました。この後は、柏が安定したゲーム運びを披露。山嵜、禹相皓(2年・OSAサッカークラブ)とそれぞれ左ポストにクロスバーを叩くシュートを放つなど惜しいシーンも。大宮ももう少し繋げる場面と能力はあったように思えましたが、焦りからかどうしても縦、縦になった感は否めず。宮崎や清水を中心に何度か迎えたチャンスもゴールは遠く。「夏過ぎからメンタル面も改善されてきた」と指揮官も語った柏が、来週の長居へと駒を進めました。  AD土屋




  • Line