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2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。

その他の試合 2009年12月20日

インカレ1回戦 立命館大×福岡大@NACK5

foot!
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総理大臣杯優勝。Jリーグ内定者2人、U-20とU-18日本代表候補が1人ずつ。今大会の目玉、西の横綱と言っても差し支えないであろう福岡大がNACK5見参。相対するのは激戦区関西の3位、立命館大。各ポジションに高校選手権やJユースカップで鳴らした選手を配置する、陣容の豪華さが目を引きます。まずラッシュを見せたのは福岡。7分、相手CKからカウンター発動。藤田直之(4年・東海第五)と岸田翔平(1年・大分U-18)の2人でフィニッシュまで到達。9分には右サイドを抜け出した市川稔(3年・東福岡)が、直後、CKのこぼれ球を末吉隼也(4年・東海第五)が共に強烈な枠内シュート。3本とも立命館GK鈴木彩貴(4年・中京大中京)がファインセーブを見せ、スコアは動きませんでしたが持ち前の攻撃力を発揮します。ただ、その後は「相手の勢いに差し込まれて受けるような感じ」と福岡・乾真寛監督が振り返った通り、徐々に福岡の勢いは削がれ、逆にドイスボランチの内田昴輔(4年・滝川第二)と内藤洋平(3年・桐光学園)がボールを触り出した立命館にもチャンス到来。40分、内藤の左クロスに坂本一輝(1年・野洲)が頭からダイブ。わずかに届かなかったものの、この時間帯はほぼイーブンで、ハーフタイムを迎えました。後半も福岡は46分に永井謙佑(3年・U-20日本代表・九州国際大付)が、立命館は55分に是井優輔(4年・神戸国際大附)のクロスを坂本が、それぞれシュートを枠内に飛ばすなど一進一退。ここで乾監督は決断。「攻めあぐねた時の打開策」という184センチの長身FW高橋祐太郎(4年・三潴)を56分に投入。布陣も4-5-1から4-4-2にシフトして、永井と高橋の2トップで勝負に出ます。すると60分には、フィードを高橋が頭で競り勝ち永井のシュートに繋げるなど早くも効果が。そして68分に歓喜。福井諒司(4年・C大阪U-18)のフィードをうまく収めた高橋は、少し左に流れながら、左足一閃。直後、豪快に揺れるゴールネット。「値千金の一発。いい仕事をしてくれた」と乾監督も称賛した高橋の一撃で、福岡がリードしました。1点を追う立命館も、失点の直前に185センチの玉林郷(4年・南宇和)を最前線にターゲットとして送り込みましたが、「パワープレーもある程度はわかっていた」(乾監督)という福岡ディフェンスの前に抑え込まれてしまいます。それでも84分にはビッグチャンス。途中出場の斎賀淳(4年・徳島商業)のパスを受け、同じく途中出場の日高洸平(1年・京都U-18)がシュート。G大阪内定のGK河田晃兵(4年・大分鶴崎)がファインセーブしたものの、ボールは玉林の前へ。しかしこのシュートもキャプテン宮路洋輔(4年・福岡内定・鵬翔)が体でブロック。「チームとしてほとんどうまくいっていない」と乾監督も苦笑する内容ながら、要所を締めた福岡が夏冬連覇へ向けて、まずは初戦を突破しました。それにしても優勝候補、そして話題の永井が出場するとあってメディアの数も多かったですねえ。永井は香港で行われた東アジア競技大会でも、中1日で行われた準決勝、決勝と共に延長120分間フル出場して、先週帰国。乾監督も「コンディションはよくない」と認めていました。果たして彼の爆発は大会中にあるでしょうか。次のゲームも楽しみです。   AD土屋




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