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2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。

その他の試合 2009年11月01日

高校選手権埼玉準々決勝 西武台×伊奈学園総合@熊谷

foot!
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第2試合は冬、春と県王者に輝きながら、インターハイでは準決勝で浦和東の前に苦汁を嘗め、全国に届かなかった西武台が登場。2回戦では正智深谷を4-1で下すなど、5年ぶりの選手権制覇に向けて充実した戦力を誇ります。伊奈学園総合は優勝こそまだないものの、近年は上位の常連。ただ、個人的には伊奈学園と聞くとアンダースローの銭場投手を思い出します。わかる人いますかねえ。さて、ゲームはやはり西武台が強さを遺憾なく発揮。ダイレクトや2タッチで細かくボールを繋ぐスタイルの中心は10番の三浦大輝(3年・クマガヤSC)。4-5-1の1トップ下に君臨し、1トップの佐瀬達也(3年・ディプロ)と共に中央でもしっかりと基点を作ります。30分にはエリア内で倒された関根健太(3年・クマガヤSC)が自らPKをキッチリ決めて、まずは先制。前半終了間際にも三浦の絶妙なスルーパスで抜け出した右SBの楠本一彦(3年・クマガヤSC)が折り返し、佐瀬が頭で流し込んで追加点。2点のリードを奪って、前半を折り返しました。さらに試合の趨勢に影響を与えたのは、後半開始早々のレッドカード。43分に伊奈学園の選手が2枚目のイエローカードを受けて退場に。ただでさえ劣勢だった状況が、さらに厳しいものになってしまいます。ちょっと残念だったのは、退場してしまった選手が落胆と後悔からか、なかなかベンチまで戻って来られなかったのですが、その選手を迎えに行くチーム関係者が1人もいなかったこと。見兼ねたのは黄色いソックスを履いていたので西武台の関係者でしょうか。その人が付き添って、ようやくロッカールームへと引き上げていきました。さて、ここからは勢いを増した西武台の独壇場。46分、右サイドから繋いだボールを関根が押し込んで3点目。53分、三浦が中央をドリブルでぶち抜き4点目。65分、三浦が右に展開、阿部祐希(2年・さいたま木崎中)のクロスに永吉和紀(3年・クマガヤSC)が巧みに頭で押し込み5点目。67分、三浦のスルーパスに佐瀬が反応、GKとの1対1を冷静に制して6点目。決定力の高さを大いに見せ付けます。何とか1点を返したい伊奈学園も簡単に蹴るようなスタイルではなく、繋ごうとする意識はあるものの、相手の速いプレスの前にどうしてもボールロストが目立ってしまいます。58分には右サイドを突破した高木宏次朗(2年・FCフェスタ)の折り返しを、菊地俊介(3年・大宮JY)が合わせるも西武台GK市川圭一(3年・大宮FC)が足でストップ。76分にも左からのクロス、途中出場の谷中俊平(3年・幸手西中)がヘディングで二アサイドを強襲しますが、またも市川がファインセーブ。6-0と、攻守に安定感を発揮した西武台が、浦和勢以外で唯一、駒場での準決勝へと勝ち進みました。しかし、今日の熊谷スポーツ文化公園はサッカー、高校ラグビーの準々決勝にコープフェスタ2009まで開催され、とにかく人が多かったです。ただ、写真は駅前で撮ったんですけど、やっぱり熊谷はラグビータウンなんですねえ。   AD土屋




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