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このブログについて
2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。
いよいよ来週に開幕を控えたイングランド・プレミアリーグ。
今日は聖地・ウェンブリーで毎年恒例のコミュニティー・シールドが開催。
対戦カードもチェルシーとユナイテッドということもあって
会場には85896人のフットボールヤローが集まりました。
双方、スタメンに新戦力はなし。おなじみの顔触れでキックオフです。
序盤からペースを握ったのはユナイテッド。特に左サイドのナニとエブラが
積極的に仕掛けて、チェルシーの右SBイヴァノヴィッチは対応に追われます。
するとやはりゴールは左サイドから。10分、ナニは左サイドでボールを持つと
カットインからシュート。ワンバウンドしたボールは右スミに。
流れのままにユナイテッドが先制しました。
その後も17分にはベルバトフの右クロスをルーニーが頭で落としてパク。
18分にはパクのパスからベルバトフが右足アウトで。
共にチェフのファインセーブに阻まれたものの、完全に主導権を握ります。
そんな中、地味ながら効いていたのは中盤セントラルに入ったフレッチャー。
繋ぎはもちろん、機を見たサイドチェンジも正確で潤滑油として機能。
実際に見てみると非常に気の利いた選手という印象を受けました
一方のチェルシーは、目新しいダイヤモンドの中盤が機能不全に。
特に2トップ下に入ったランパードは自身の運動量の低さも相まって
ほとんどボールに触れず、リズムを作れません。
ただ、業を煮やした格好でアネルカが左サイドを中心に
幅広い動きでボールを引き出し始めると、徐々にチェルシーの攻撃も活性化。
27分、左からのクロスをドログバが折り返してマルーダがボレー。
30分、A・コールの左クロスをエッシェンが驚異的な打点のヘディング。
36分と40分には共にアネルカが左サイドからカットインシュート。
前半は左サイドからの仕掛けの目立つ45分間になりました。
イヴァノヴィッチOUTボジングワINと後半は頭から動いてきたアンチェロッティ。
すると、前半中盤以降は徐々に盛り返してきたチェルシーが同点に追いつきます。
52分、左サイドをランパードとマルーダで打開。マルーダの柔らかいクロスは
飛び出したGKフォスターがドログバと接触してパンチングしきれず。
こぼれ球をリカルド・カルバーリョが頭でゆっくりとプッシュ。
ややフォスターの対応にも難がありましたが、スコアは振り出しに戻りました。
61分、ファーガソンはナニに替えて、期待のニューカマー・バレンシアを投入。
アンチェロッティは64分にミケルを下げてバラックを送り込み
右サイドのエッシェンをアンカーに、バラックを右サイドに配置します。
これですっかり中盤に落ち着きの出たチェルシーが攻勢に。そして70分に逆転ゴール。
左サイドでエブラがバラックに倒されるも、ホイッスルは鳴らずチェルシーはプレー続行。
カウンターからドログバがドリブルで持ち込むと、切り替えられなかったユナイテッド。
3対2の局面でドログバは中央のランパードへ。フリーで打ったシュートは
フォスターが弾いたものの、ボールはわずかにラインの内側へコロリ。
ユナイテッド必死の猛抗議も聞き入れられず。2-1、スコアは引っ繰り返りました。
ファーガソンは75分にいかにもプレシーズンといった感のある4枚替えを敢行。
パク→ギグス、ベルバトフ→オーウェン、フレッチャー→スコールズ、オシェイ→ファビオ、
全員が交替した選手そのままの位置に入っていきます。
81分にはスコールズからオーウェンという98年W杯のようなパスに大歓声。
しかし、沸いたシーンはこれくらいで交替選手は右SBで躍動したファビオ以外見せ場なし。
オーウェンは85分にハンドでイエローまで受ける始末。
87分にはMAN OF THE MATCHにリカルド・カルバーリョが選ばれたアナウンスも。
完全にチェルシーがそのまま試合を締めにかかる流れになっていました。
それでも最後まで何が起こるかわからないのがフットボール。
92分、中盤でのボールカットからギグスが左へソフトパス。
半身で受けたルーニーは左に持ち出して、飛び出したチェフの上を抜く美しい左足ループ。
2-2、土壇場のラストプレーでリーグ王者が意地。盾の行方はPK戦に委ねられました。
先行チェルシーは1番手ランパードが確実にゴール。
ボールをゴール裏のユナイテッドサポ-ターに掲げて見せます。
後攻ユナイテッドの1番手はギグス。逆を突かれながら伸びたチェフの足。失敗。
以降、バラック、キャリック、ドログバと成功して迎えたユナイテッド3人目はエブラ。
助走と同時に蹴る方向がわかるようなサイドキックはチェフがガッチリセーブ。
原さんの「あら〜」という声がドーバー海峡を越えて聞こえて来るようです
チェルシー4人目、1度はデコが出てきて、結局はカルー。冷静に右スミに。
戴冠はチェルシー。アンチェロッティ体制1つ目のタイトルを奪取しました。
以下、倉敷さんの感想です。
まだ90分間はプレーできない選手が結構いる印象。
良くなかったのはキャリックと残念ながらパク。
ゴールは決めたものの、持ち過ぎが目立つナニも今一つだった。
逆に良かったのはアネルカと、勝つ気マンマンでプレーしていたランパード。
公式戦初采配のアンチェロッティは自分の色を出すというより
チェルシーはこういうチームだという素直なアプローチから入ったのが好感を持てたし、
実際に選手が勝ちに行く姿勢を見せていたのでうまくいっているのでは。
逆にファーガソンからは余裕とも言い訳ともつかないような4枚替えも含めて
まだまだ悩んでる印象を受けた。
最後に、今日はユナイテッドサポーターのいるゴール裏で観戦したので
生まれて初めて90分間だけユナイテッドサポーターになりました(笑)
※追記
The Sunの採点
(チェルシー)
チェフ8、イヴァノヴィッチ4、A・コール7、テリー6、カルバーリョ7、ミケル5、
ランパード8、エッシェン6、マルーダ6、ドログバ7、アネルカ6、
ボジングワ5、バラック6、デコ5、カルー6
(ユナイテッド)
フォスター5、オシェイ6、リオ6、エヴァンス6、エブラ5、パク5、キャリック7、
フレッチャー6、ナニ7、ルーニー6、ベルバトフ6、
バレンシア5、ギグス5、オーウェン5、ファビオ5、スコールズ5
The Daily Mirrorの採点
(チェルシー)
チェフ6、イヴァノヴィッチ3、A・コール7、テリー7、カルバーリョ7、ミケル6、
ランパード7、エッシェン7、マルーダ7、ドログバ7、アネルカ7、
ボジングワ・採点忘れ、バラック4、デコ4、カルー5
(ユナイテッド)
フォスター4、オシェイ6、リオ6、エヴァンス7、エブラ6、パク5、キャリック5、
フレッチャー7、ナニ6、ルーニー6、ベルバトフ7、
バレンシア5、ギグス7、オーウェン4、ファビオ5、スコールズ5
AD土屋
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