デイリーサッカーニュース Foot!

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

最近のエントリー

カテゴリー

アーカイブ

2009/08

S M T W T F S
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

このブログについて

2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。

スタッフブログ 2009年08月11日

倉敷さんと行くイングランド紀行(1)ナポリを見て死ね〜まあまあ死ななくても…〜

foot!
  • Line

ということで、倉敷さんを日本から連れ出しイングランドに来ています。
まずはコミュニティ・シールドを見に行った所からご紹介しましたが
まあロンドンに来たなら、育成型のビッグクラブやロシアンマネー型ビッグクラブ、
いくつか強いクラブもありますけど、やはり昨シーズンはロンドン最下位という
憂き目を見たものの、伝統あるあのクラブにも行かなきゃだろ〜と考え、
訪れたのはBoleyn Ground。俗に言う“アップトンパーク”ってヤツです。
hammer 1.jpg
ウェストハムが生んだ最大のスターと言えば、
やはりイングランドにこれまで唯一のワールドカップをもたらした
1966年地元開催時のキャプテンであるボビー・ムーア。
当然スタジアムには彼の名をあしらったスタンドも。
hammer 2.jpg
右下にいるヨッパライ集団に占拠はされていましたが、
スタジアム近くにある銅像にもやはりボビー・ムーアの姿が。
(ヨッパライに気を取られたか、交通事故も発生してました)
ちなみにこの銅像4兄弟風は
1966年決勝の対西ドイツ戦でいまだに論争となることもあるくらい有名な
決勝ゴールを含んでハットトリックをかましたジェフ・ハースト、
ハーストの陰に隠れがちながら1966年決勝で一時は勝ち越しゴールとなる
一発をぶちこんでいるマーティン・ピータース、
そしてボビー・ムーアというウェストハム3人衆プラス
1966年のイングランド代表最年長だったエヴァートンのレイ・ウィルソン。
いわゆる往年のファンにはたまらないカルテットといった所でしょうか。
hammer 3.jpg
まあ何にもイベントがないのにヨッパライが集団発生するはずもなく、
全然知らずにスタジアムに行ったんですけど、この日はプレシーズンマッチ開催デー。
開幕1週間前とあってかなりのサポーターが大挙してスタジアムに押し寄せてました。
それはあまりのごった返しにグッズショップ見るのを諦めるくらい。
いよいよ始まるシーズンへの期待感をヒシヒシと感じる光景でしたねえ。
対戦相手はどこだろうねえなんて話していると、
徐々に目立ち始めたのはジローラモ的な伊達男。つまりイタリア的な。
そしてこんなユニを着てるサポもいました。“10 MARADONA”。
そう、この日はウェストハム対ナポリのプレシーズンマッチだったんです。
で、そのナポリサポーターがまあそれはそれは気合い入りまくり。
hammer 4.jpg
統一感溢れる歌声、というより叫び声でチャントを熱唱。
突き上げる拳。浮き上がる血管。その数、150人ほど。
横断幕にも書いてありますがいつも“CURVA”で叫びまくってる人たちなんでしょう。
止まって叫んで、移動して叫んで。いやあ、凄かったっす。
そしてそれをニコニコ笑って写真撮ってるウェストハムサポっていう。
人数は全然違うのに正直ナポリサポの方が試合前は圧勝でしたね。
それがアップトンパークで一番印象に残った出来事でした。
むしろ、スタディオ・サン・パオロにちょっと行きたくなっちゃいましたよ。
ちなみに、このプレシーズンマッチはボビー・ムーアカップというタイトル。
ゲームもサポの勢いそのままにクアリャレッラの一発でナポリが勝ったそうです。
なお、ボビー・ムーアはウェンブリーでもこんな感じで周囲に目を光らせてました。
いやあ、“ボビー・ムーア”が単語の予測機能に入っちゃうくらいよく出てくる文章でしたね。
moore we.jpg
AD土屋

  • Line