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2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。

Jリーグ 2009年07月25日

J1第19節 浦和×名古屋@埼スタ

foot!
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「今日は大きなミスはなかった。最初から最後までしっかりやってくれた」とは“ミスター”の弁。指揮官も満足そうな様子を隠しきれない快勝。それにはこのゲーム最注目だった194cmのオーストラリア人が大きく貢献していました。ゲーム序盤は浦和攻勢。最近好調を維持している原口が4分、10分と立て続けにチャンスを演出。スタジアムを沸かせます。逆にカウンターに活路を見出だしたい名古屋は、ケネディもタイトなプレスにボールロストが目立ち、攻める時間を作れません。そんな中で迎えた14分、初めてケネディがスムーズなポストプレーを披露し、左へ展開。阿部翔平のクロスはケネディを越えますが、小川がゴールライン上で粘って「タマさんが空いたのは見えたので落ち着いて」中へ。受けた玉田は坪井と鈴木の真ん中をすり抜けフィニッシュ。劣勢の名古屋が先手を取りました。このゴールシーンもそうですが、阿部のアーリークロスが1つ大きな武器となり、実際2分、この14分、26分とシュートにまで至る形の起点に。これには浦和のシステムが関係していたように思います。4-2-3-1を敷いた浦和で、3枚の攻撃的な中盤右サイドに入った高原も決して守備意識は低くないものの、やはり攻から守への切り替えは不得手。どうしてもファーストプレスが甘くなります。これで正確なキックに定評のある阿部の躍動を呼び、前半中盤以降は完全に名古屋ペース。浦和のフォルカー・フィンケ監督もたまらず33分に高橋を下げて山田直輝を入れますが、流れは変わらず。名古屋1点リードで45分を折り返しました。後半は一転浦和がよくボールを動かしてリズムを創出。48分、ポンテのFKはゴール前混戦、エジミウソンは打ち切れず。54分、原口がエジミウソンとのワンツーから抜け出して放ったシュートはわずかにバーの上へ。それでも同点とはいきません。すると61分、右サイド田中のクロスはケネディを越えますが、収めた玉田は左へ、小川がリターン、玉田のシュートは右スミへ豪快に。わずかに相違点はあるものの、ケネディへのクロスからという点、玉田と小川が絡んだ点は相似。結果、浦和からすれば「気にしていたがセカンドボールが拾えなかった」(浦和・細貝萌)ことで2失点を浴びてしまいました。さらに72分には真打ち登場。左サイド、阿部のスローイン、ポンテの軽い対応をあっさり振り切ったマギヌンがクロス。「ボックスの中にスペースがあった」とケネディは余裕を持って「頭に当てるだけ」と圧倒的な高さのヘディング。0-3、試合を決めました。以降フィンケ監督も人を替え配置を替え、抵抗を試みますが、「みんないいプレスに行けていたので怖さはなかった」(名古屋・山口慶)「慌てることなく集中力が続いた」(名古屋・楢崎正剛)と名古屋はシュートすらもほとんど打たせることなくシャットアウト。9試合リーチが懸かりながら達成できずにいた、楢崎のリーグ戦100試合完封に華を添える素晴らしい快勝を敵地で挙げてみせました。「負けるべくして負けた」(浦和・阿部勇樹)浦和は、ボールこそ回る中でギアチェンジを図るポンテの不調がモロに響いた印象。「ブロックを作ってからサイドにボールを出させて取りに行けていた」(山口)相手の守備に嵌め込まれ、途中出場の山田直も完調とは程遠く、厳しい連敗となってしまいました。「勝ち点3を取るに値する試合」(小川)の名古屋は、ケネディというターゲットの加入で改めて1本の筋が中央に通ったように見えました。奪った3ゴールともキッカケはケネディへのクロス。押し込まれても1つ絶対的な形があるというのは大きな強み。「これがグランパスのやるべきサッカー」とストイコビッチ監督も讃えたパフォーマンスを継続できるか、次節の大分戦も注目です。最後に100試合完封を果たした楢崎。彼はキャプテンなので試合前にコイントスをやるんですけど、審判団や相手キャプテンと握手する時に必ずキーパーグローブを外して、素手で握手するんです。中には外さない人もいる中、いつもそれがいいなあと思って見ています。「リーチになってから掛かり過ぎた。ちょっとこれでみんなも落ち着いてやれるかな」と笑った日本の守護神。本当におめでとうございます。   AD土屋




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