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このブログについて

2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。

スタッフブログ 2009年07月24日

4部から3部へのとてつもなく高いハードル

foot!
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日本フットボール界のリーグ構成をJ1が1部、J2が2部、
JFLが3部リーグだとしたら、地域リーグは4部ということになるでしょうか。
この地域リーグからJFL昇格というのが、どのクラブにとっても
とてつもなく高いハードルになっているんですけど
今年もまたこのハードルを飛び越えるべく、全国で熱い戦いが繰り広げられています。

(北海道・決勝大会出場枠は1)
【レギュレーション】6チーム総当たりの2回戦制
5連覇中のクラブフィールズ・ノルブリッツ北海道FCの1人天下に異変。
今シーズン昇格してきた札大GOAL PLUNDERERSが8節終了時でトップ。
ここは札幌大学サッカー部がJFL参入を目指して組織したチームで
2位のノルブリッツとは5pts差がついており、ほぼ決勝大会進出を手中に。

(東北・決勝大会出場枠は1)
【レギュレーション】8チーム総当たりの2回戦制
ほぼ11節終了時で首位は昇格組の福島ユナイテッドFC。
同じptsで2連覇中のグルージャ盛岡(岩手)が並走し、
3pts離れて、企業サッカー部からクラブチーム化したNEC TOKIN FC(宮城)が追う。
福島ユナイテッドには元Jリーガーが10人以上在籍。
グルージャにも仙台→横浜FCの中田洋介や、
山本郁弥(横浜FM)、鈴木弾(仙台)とJからのレンタル組もいる。

(関東・決勝大会出場枠は2)
【レギュレーション】8チーム総当たりの2回戦制
後期5節終了時で首位は31ptsの日立栃木ウーヴァSC。
2位さいたまSCが26pts、3位Y.S.C.C(神奈川)が25pts。
そして流通経済大サッカー部が母体のクラブドラゴンズ(茨城)が24ptsとなっている。

(北信越・決勝大会出場枠は1)
【レギュレーション】8チーム総当たりの2回戦制
言わずと知れた最激戦ブロック。
12節終了時で首位はJAPANサッカーカレッジ(新潟・32pts)。
2位松本山雅FC(長野・29pts)、3位AC長野パルセイロ(28pts)。
全国への切符はこの3チームに絞られた。今週末、首位と2位が新潟で激突。
パルセイロはツエーゲン金沢と最終節のJSC連破が大逆転への最低条件となる。
なにげにJSCには渡邊圭二や宇野沢祐次も在籍。選手層は厚い。
4位ツエーゲンにも木寺浩一、ビジュ、根本裕一がいて何ともたまらない感じ。
なお、このリーグの4強4弱っぷりは凄まじく、上位から得失点差を見てみると
+20、+30、+44、+36、-24、-39、-27、-40となっていた。

(東海・決勝大会出場枠は1)
【レギュレーション】8チーム総当たりの2回戦制
試合消化数がまちまち過ぎて、まだ先行きは不透明。
現状は首位が矢崎バレンテ(静岡・8試合消化・17pts)、以下は
浜松大学FC(静岡・9試合消化・16pts)、
藤枝市役所(静岡・9試合消化・14pts)と静岡勢が続く。
2連覇中の静岡FCは11ptsの4位と苦戦。
監督は元フリューゲルス、横浜FCの高田昌明が務めている。

(関西・決勝大会出場枠は1)
【レギュレーション】8チーム総当たりの2回戦制
14節終了時で4連覇中だったバンディオンセ加古川が既に脱落。
首位の三洋電機洲本(兵庫・28pts)と2位のAS.Laranja Kyoto(26pts)が一騎打ちに。
未消化の8節が10月4日に行われ、そこで王者が決まる。
Laranjaの監督は上田滋夢氏。元広島のDF中尾真那が9番を付けて在籍。

(中国・決勝大会出場枠は2)
【レギュレーション】10チーム総当たりの2回戦制
ここも試合消化数がチームによってまちまち。
首位はNTN岡山サッカー部(14試合消化・32pts)、以下は
2位佐川急便中国サッカー部(広島・11試合消化・29pts)、
3位レノファ山口FC(12試合消化・25pts)、
4位FC宇部ヤーマン(山口・12試合消化・23pts)とここまでが圏内。
最下位だけどネーミングセンス抜群の元気SC(鳥取)もガンバって!

(四国・決勝大会出場枠は1)
【レギュレーション】8チーム総当たりの2回戦制
もはや徳島ヴォルティス・セカンド(28pts)と
カマタマーレ讃岐(香川・27pts)の2強体制が確立。
10月10日、最終節の直接対決が全てを決める。
南クラブ(香川)となんこくトラスターFC(高知)も惹かれるネーミング。

(九州・決勝大会出場枠は1)
【レギュレーション】9チーム総当たりの2回戦制
今年の地域リーグでは唯一参加チームが奇数構成のため、
消化試合数はバラバラも、どのチームも11から12試合は終了。
ちなみに引き分けはなく、90分終了時に同点の場合はPK戦。
PK勝ちには2pts、PK負けにも1ptsという昔のJリーグ的な制度が導入されている。
現状、首位ヴォルカ鹿児島(32pts)、2位沖縄かりゆしFC(29pts)が2強。
ギリギリ新日鐵大分(23pts)にも可能性といった所か。
かりゆしに早稲田大を卒業した塗師亮がいるのも熱い。

4部リーグ、興味のある方はお近くの会場へ是非。
写真はこちらも4部リーグ(フランス)を戦う、
Racing Club de France Football 92のホームスタジアム入口。
DIVISION4.JPG
AD土屋

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