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2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。

その他の試合 2009年07月12日

プリンス関東1部第11節 FC東京U-18×横浜FMユース@深川

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4月から熱戦を繰り広げてきたプリンス関東も今日が最終節。優勝の可能性は24ptsのFC東京、23ptsの三菱養和、22ptsの横浜FMと3チームに絞られました。そして深川では1位と3位の直接対決。東京は勝てば文句ナシ。ドローか横浜が勝てば、他会場の養和次第という痺れる状況に、父兄のみならず両クラブサポーターも多数集結して決戦に彩りを加えます。ただ、ユース年代らしく11時と午前中のキックオフ。早起きは必須ですね。東京は4-4-2、横浜は4-5-1ですけど4-3-3気味になる時もあるので、実質共にトップと同じシステム(ということで)。最初の決定機は5分に東京。年森勝哉(3年)からパスを受けた山口潤(3年)のシュートはGKを破りましたが、ゴールライン上で横浜CB樋川愛輔(3年)がクリア。負けずに横浜も11分、1トップの榎本大希(3年)がわずかに枠を逸れるシュート。いきなりのスリリングな展開に好ゲームの予感プンプンです。東京は山口と重松健太郎(3年)の2トップがフィジカルに優れ、この2人をシンプルに生かした縦に速い攻撃に特徴が。特に重松はポストも器用にこなし、何人かを引きずりながらも前へ向かう姿勢が好印象。19分、39分にも惜しいシュートを放ち、攻撃を牽引します。横浜は中盤のキーマン小野裕二(2年)をケガで欠く中、狙いが見えたのは17分。右SHの天野純(3年)が右から中へ入れると、左SHの関原凌河(3年)が斜めに走って相手ラインの裏を取る動き。ここはトラップミスでチャンスにはならなかったものの、榎本が空けたスペースにSHが飛び出すのは有効な形。お互いいくつかのチャンスを創り出して、前半は終わりました。後半はまず47分、横浜にチャンス。うまく左へ回し、関原のクロスはファーの榎本へピンポイント。が、ヘディングは枠を捉えられず。以降は東京が押し込む時間に。61分には山口が完全に1人で抜け出すも、ボール処理にもたつくと横浜キャプテンのCB中田航平(3年)が追い付き、体を張って守ります。しかし、その3分後に先制点。中央ゴールまで約20mの位置からFK。重松のキックは豪快に右スミへ。ゲームを優位に進めていた東京がリードを奪いました。するとエースの一振りでリードを奪ったチームは勢いが加速。76分、年森が中央からミドルを沈めて2点目。80分には山崎直之(3年)のラストパスを山口が左足で3点目。守っても平出涼(3年)と、本来は右SBの165センチ廣木雄磨(2年)で組んだCBを中心に、後半はほとんど相手にチャンスを創らせることなくシャットアウト。東京が3-0の快勝。見事11戦無敗で関東王者の称号を手にしました。後半はやや東京優勢でしたが、どちらも個々のスキルが高く、レベルは高かったと思います。横浜では天野が目を引きました。左利きの右SHで体も強く、いいアクセントになっていた印象です。東京では左SBの阿部巧(3年)。このゲームでは唯一、ビルドアップの段階からサイドチェンジを意識していた選手で、キックも正確でした。双方高円宮杯での躍進が期待できそうです。最後にいつもお世話になっている倉又監督、國保コーチ、優勝おめでとうございます!  AD土屋




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