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2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。

Jリーグ 2009年04月15日

J2第8節 栃木×徳島@西が丘

foot!
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栃木のホーム遠征シリーズ第2弾は西が丘。2戦負けなしで迎えた今日の相手は3戦負けなしの6位徳島。個人的な印象ですが、水曜ナイター、栃木ホームで徳島アウェイの東京開催。今日西が丘に来ていた人こそ、本当のフットボール好きだなあと感じました。さて、ゲームは序盤からサイドをうまく使った栃木のペース。昨シーズンの絶対的なエース佐藤悠介からポジションを奪い、今や「栃木のストロングポイント」(徳島・美濃部直彦監督)と敵将も認める左サイドの入江利和と、右の河原和寿が積極的に仕掛けます。ただ、サイドで主導権を握れるのはここ数試合通りなら、「あとは点取る所だけ」(栃木・松田浩監督)なのもここ数試合通り。圧倒的にゲームを支配して8本放ったシュートの内、枠内に飛んだのは米山篤志のFKのみではなかなかゴールは奪えません。後半は開始から徳島が「麦田(和志)の攻撃で抑え込みたかったが、かなり突かれたので安定させたい」(美濃部監督)と右SBに筑城和人を投入すると入江のパワー減退に成功。流れは徳島に傾き出しました。終盤の84分には菅原康太、徳重隆明と立て続けに決定機を掴むも、栃木GK小針清充がファインセーブ。逆に栃木も88分、鴨志田誉のクロスに稲葉久人が頭から飛び込むと、こちらは徳島GK上野秀章がファインセーブ。全体的には栃木のゲームでしたが、「現実は0対0で勝ち点1」という美濃部監督の言葉が、やけに印象深いスコアレスドローとなりました。好調だった徳島は前半から繋げそうな場面でもロングボールが多くなり、「少し後手を踏んでしまった」(美濃部監督)感は否めません。右SBの交替後に切ったカードで2トップが揃って下げられたのも、今日を象徴していたでしょうか。それでも後半は修正が利いたのも確か。最初の45分を考えれば、ドローに持ち込んだ結果は悪くなかったと思います。一方の栃木は「前半がすべて」(栃木・栗原圭介)。残念ながら後半はシュートも2本と失速してしまいました。「いい形は創れたので最後の所」(栗原)「攻撃の形はできてる」(鴨志田)と課題は明らか。松田監督も「点が取れないという“呪縛”」の意識に言及し、「チャンスはたくさん創れてるので、何とか今いる選手でこの壁を乗り越えてもらいたい」と絞り出すように語りました。しかし、すっかり観戦日和な気候になってきましたねえ。   AD土屋




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