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2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。

その他の試合 2008年08月31日

天皇杯群馬県予選決勝 アルテ高崎×tonan前橋@敷島

foot!
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(都合により75分までは省略)75分、とうとうピッチサイドに赤いユニフォームを着た背番号14の姿が。1点のビハインドを負った幸谷監督は、ジョーカー亘崇詞をピッチに送り込みました。ポジションは「練習からアピールしてアピールしてようやく掴んだ念願の」(亘さん)FW、3トップの右。いきなりハイプレスで相手DFをビビらせると、なんと次のプレーでいきなりゴールが飛び出します。ボールに絡まなくてもゲームの流れを変える男・亘崇詞の投入が奏功した格好で、アルテが同点に追い付いちゃいました。しかし78分には途中出場で中盤のアンカーに入った選手が2枚目のイエローカードで退場に。幸谷監督は亘さんに「ようやく掴んだFWなのにたった3分間で…」(亘さん)4ー4ー1のボランチへとポジションチェンジを命じました。それでもめげずに戦う14番。すると83分には、なんと相手のCBも2枚目のイエローカードで退場。亘さんがピッチに入ってから、あまりにゲームが劇的に動き過ぎ。85分には前のスペースへ柔らかいスルーパス、86分にはルーズボールへ果敢に飛び込みイエローカードを拝受。91分には左からのボールをダイレクトで右へうまい展開。チョイチョイボールに絡みつつ、試合は90分プラス4分の追加タイムが終了。10分ハーフの延長戦に突入しました。延長はボランチのパートナーがついつい前に行っちゃうために、ほとんどワンボランチになっちゃった亘さん。97分には、CFに入りながらもほとんどハイボールに競り勝てないまま交替した同僚に、「背が低くてもこうやれば競り勝てるんだと」(亘さん)高い打点で魂のヘディングを見せ付けます。で、まあなんやかんやあって延長もゴールは記録されず、天皇杯本大会への切符はPK戦に委ねられました。アルテ1人目は成功、tonan1人目はGKがストップ。アルテ2人目も成功、tonan2人目もGKがストップ。アルテ一気に有利かと思われましたが、副審のフラッグが上がって蹴り直しに。今度はキッチリ決まると、よくある流れでアルテ3人目は外します。そして同点で迎えたアルテ4人目は、チームの精神的支柱・亘さん。程よい助走距離から放たれたキックは、見事左スミへ(写真はゴールの決定的瞬間)。交替選手としての役割を全うした亘さん。後は仲間に託します。両者ゴールが続いた7人目、アルテのキックは左ポストに弾かれ、絶対絶命のピンチでしたが、今日のアルテGK津本選手はキテました。tonanのキックを完璧に弾き出し、崖っぷちから生還。すると8人目はキッチリ決めたアルテに対し、tonanのキックはクロスバーを直撃。群馬の栄冠はアルテ高崎の頭上に輝いたのです。試合後は、もらったトロフィーを中心に慣れてなさが微笑ましい記念撮影会。そしてtonanの100人近い応援団(メインスタンドも大半はtonanの応援)にも屈することなく、7人(うち1人は後半からの登場)で声援を送り続けたサポーターに勝利を報告しました。出会うやいなや「結果は100点だけど、内容は0点だって選手に言ってやったんだ!」と毒づいた幸谷監督でしたが、実際は満面の笑顔。殊勲の亘さんも「あの人は上機嫌でした」とポツリ。まあホントに勝って何より。14日の本大会1回戦も頑張って欲しいですね。   AD土屋




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