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2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。

Jリーグ 2008年08月23日

J1第22節 FC東京×東京V@国立

foot!
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今年4回目の東京ダービー。試合前、お馴染みユルネバをかき消さんと声を張り上げるヴェルディサポーター。東京にも熱い1日が帰ってきていた事を改めて実感させてくれました。前節浦和に敗れたFC東京は、3試合ぶりに今野を中盤で起用。梶山とボランチを組ませます。ワイドには右にエメルソン、左に羽生と技術の高い選手を配置。案の定、序盤からボールがよく回ったFC東京ペースに。特に梶山は積極的に前へと飛び出していく動きが多く、チームの推進力として躍動。9分、13分と立て続けに自ら惜しいシュートを放つなど存在感を発揮します。対する東京Vは左の中盤に富澤を置きますが、慣れないポジションに戸惑ってか長友とエメルソンに後手を踏むシーンが多く、何度も崩されかけます。FC東京のクロス精度の低さに助けられたものの、劣勢の一要因となっていました。ただ、東京Vからすれば「ボールはうまく回されたが、それは想定していた」(東京V・柱谷哲二監督)こと。実際、焦りを感じるような素振りもなく、土屋と那須を中心に決定的なピンチは許していませんでしが、おそらく28分に見せたカボレの30m近いミドルは想定外。柱谷監督も「ちょっとびっくりした」という強烈な一撃で、前半はFC東京がリードを奪って終了しました。後半も序盤はFC東京ペース。53分には羽生のクロスを赤嶺がボレーで狙うと、ボールは右ポストの外側に当たり枠外へ。追加点とは行きません。この直後にディエゴのミドルがクロスバーを叩いた東京Vが勝負に出たのは59分。富澤に替えてレアンドロを送り込みます。すると2分後、再三の素晴らしい動き出しにもまったくボールが受けられなかった大黒にようやくスルーパスが通ります。出したのはレアンドロ。そしてGKとの1対1、「前に出て来たので浮かせた」というシュートはアイデア、実行力、結果とすべてパーフェクトな同点弾。大黒のJ復帰後初ゴールでダービーは振り出しに戻りました。71分、羽生のミドルは土肥がファインセーブ。73分、FKのこぼれ球を長友がミドルレンジから強烈にゴールへ突き刺すも、オフサイドの判定。その後は、決定機こそFC東京に訪れましたが一進一退が続きます。そんな中で、最後に勝敗を分けたのはシュートへの意識の差でした。最後の10分間プラス追加タイムの3分間、間延びしたラインの中で、両チームが交互に攻め合うような展開になります。この時間帯、FC東京のシュートは1本、東京Vのシュートは4本。梶山を一列前に出し、石川も投入したFC東京はやはりいい形は創れるのですが、大事に、綺麗にという意識が強いのかシュートが少ないんです。東京Vは相手ほどボールは回せないけれども、最後はシュートという意識は強いように見えました。結果、追加タイムも所定の3分を過ぎたCKから那須が執念の決勝ヘッドを決めるのですが、このCKもディエゴの強引とも思えるミドルが枠内へ飛び、GKが弾いたことで獲得したものでした。「2点目を入れられないということが一番の敗因」と試合後に語ったFC東京の城福浩監督。中盤は支配し、ボールもあれだけよく回った中で、奪ったゴールは凄まじいミドルシュート1本という皮肉な部分に課題が表れている気がします。Jリーグとしては今年最後の東京ダービー、終了のホイッスルが鳴るまで楽しませてもらいました。  AD土屋




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