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このブログについて
2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。
ちばぎんカップを含めると今年5回目となる千葉ダービー。ここまでの対戦成績は柏から見て1勝3分け。おそらくは2008年ラストマッチとなる今日、千葉の覇権が決まります。共に4-5-1を敷く中で、ワントップ下に入るブラジル人。柏はアレックス、千葉はミシェウ。この2人の動きがキーになりそうな感がありましたが、やはりここの差が試合の流れに影響を与えます。より効果的だったのはミシェウ。ボールも積極的に受け、アウトサイドで右に出すフェイントでDFをかわして勝負するシーンを多く作り、チームに勢いをもたらします。一方のアレックスはどうしても下がって受けたがるために距離が遠くなったフランサが孤立気味に。左ワイドに入ったポポもフリーランニングが得意な選手ではないので、足元で受けては潰される悪循環。「中盤でのイージーなミスが多過ぎた」(柏・石崎信弘監督)柏に対して、技術も高く動ける工藤と谷澤がミシェウとうまく連動した千葉が徐々にペースを握り始めます。特に移籍後初の日立台帰還となった谷澤は13分、24分と決定機に絡むと、前半ロスタイムには巻の落としから綺麗なボレーを枠内へ。ゴールライン上で蔵川にクリアされたものの、柏サポーターに鮮烈な印象を残したと言ってよさそうなパフォーマンスを披露しました。後半に入り、それぞれ1度ずつチャンスを掴んだ後で、先に動いたのはアレックス・ミラー監督。60分、ミシェウを下げて新居を投入します。千葉にうまく変化をもたらしていたミシェウの交替は個人的には予想外でした。しかしこの采配が的中したのは、そのたった5分後。青木良太からのボールを受けた新居が冷静にDFをかわして完璧なゴール。押し気味にゲームを進めていた千葉が先手を取りました。既に五輪帰りの李を投入していた石崎監督は、70分に北嶋を送り込んで前線を2トップに。さらに中盤も李を頂点に据えたダイヤモンドに組み直します。するとここからは全体のラインが下がり、ミシェウというアクセントもなくなった千葉を尻目に「李と北嶋がいい飛び出しをしてくれた」(石崎監督)柏が圧倒的攻勢に。そして80分、フランサの惜しいシュートから奪ったCK。アレックスの蹴ったボールは一旦クリアされますが、鎌田が拾って前へ。「クリアした時にマーカーを見ていなかった」(ミラー監督)千葉のDFラインと入れ違ってフリーで抜け出したのはフランサ。1-1、ゲームは振り出しに。残り10分は共にカウンターを繰り出しあうも、結局今日通算の3ゴール目は生まれず、千葉ダービー第5ラウンドはまたもや引き分けという結果で幕を閉じました。最近先に失点を許すことの多い柏。「追い付く所までは行けるようになってきたが、勝ち点3までは行けていない」とは石崎監督ですが、やはり立ち上がりの悪さは改善ポイント。チームのスタイルから見ても、フランサの下に並ぶ3人は機動力のある日本人がベターではないでしょうか。「75分間まったく問題なくプレーできていた」とミラー監督が振り返った千葉。先制点を奪ってからはかなり受けに回ってしまった印象です。今日の柏の出来を考えれば、2点目も狙えるチャンスは十分にあったように思えましたが、結果的には追い付かれてのドローとなりました。それでもミシェウはかなり効いてます。周囲との連携がさらに深まれば、今後の浮上も見込めるように今日の戦い方からは見えました。 AD土屋
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