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2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。

Jリーグ 2008年07月12日

J2第26節 水戸×山形@笠松

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現在12位の水戸は2連勝中。現在2位の山形は2連敗中。試合前に選手へ「相手は昇格を狙う中で2連敗しているので、絶対に精神的に有利なのは自分たちだろう」と話した水戸の木山隆之監督。ゲームは慎重な立ち上がりから入りますが、山形はいつになく雑なミスパスが多く、久々のスタメンとなった坂井と長谷川で組む2トップにもボールが収まりません。逆に1.5列目で遠藤がうまくボールを受けて基点となることでリズムが生まれた水戸が徐々に押し込み始めると23分、小澤のアーリークロスに、「相手のDFは前に強いので裏を狙った」荒田がうまくフリーで抜け出し、1タッチでゴール。「チャンスの2回に1回は決めてくれる」と木山監督も称賛する大卒1年目エースの4戦連発弾で水戸が先制しました。さて、リードを許した小林監督は「スタートの選手の選択をミスしたかな」と、ミスパスが目立ったダブルボランチの一角・渡辺に替えて石井を投入し、宮本をボランチに上げて安定を図ります。その後はスコア動かず、1-0で水戸がリードして「ある程度有利に進められた」(木山監督)前半を折り返しました。後半は山形がスタートから、明後日に発表される五輪代表候補の豊田を投入。この辺りから左右にうまく散らすボールか入り出して、ポゼッションも高まりましたが、なかなかもう1本の勝負するパスは生まれません。すると、64分には水戸に素晴らしい追加点。鈴木和裕のフィードを、4分前に投入されたばかりの眞行寺がヘディングで流し込み、「2つともバックラインの裏に蹴られて」(小林監督)失点した山形はなんと2点のビハインドを追う形になりました。それでもこれ以上負けを重ねたくない中で、73分には石川のFKに小原がうまいバックヘッドで合わせて1点差に。「ウチにとってはたくさんお客さんが入ったゲーム」(木山監督)に詰め掛けた4152人もヒートアップしていきます。しかし連勝中の水戸は、あまり放り込まれるシーンがなかったとはいえ、豊田と長谷川という185cm近い2トップをキッチリ抑えることに成功。多くのサポーターの前で会心の勝利を治め、見事な3連勝を飾りました。これで3連敗となってしまった山形は、「守備を安定して得点から入りたかったが、失点から入ってしまう。今はちょっとシンドイ時」と小林監督が言う通り、今日で5試合続けて先制点を取られています。複数失点も3試合連続。やはりDFラインの裏はどのチームにも狙われ始めている部分だけに、その修正も含めて次節の徳島戦に注目です。水戸は荒田の充実ぶりが特筆モノ。木山監督も「チームとしていいボールが行っているのもあるが、徐々に自分のプレーのかけひきや質をJリーグのレベルまで上げてきてくれたかな」と愛弟子の成長に手応えを感じている様子。今、荒田智之が熱いですよ。  AD土屋




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