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このブログについて
2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。
実は2004年のナビスコカップ決勝以来、浦和には勝利のないFC東京。1位と5位の上位対決という意味以外にも勝利が欲しいアウェイチームでしたが、試合開始と同時にいきなり押し込まれます。勢いそのままに3分、「田中の中途半端な位置取りからの飛び出しを整理する前に」(FC東京・城福浩監督)その田中が裏へと抜け出すと、折り返しをエジミウソンが押し込み、まずは浦和が先制しました。今日が初先発となった田中はボールも収まるし、エジミウソンとのコンビも抜群。彼の動き出しに周囲が連動する事で、中央でのワンツーが数多く決まるなど、守る東京は相手を捕まえ切れません。10分に阿部、16分ポンテ、17分田中に堀之内と次々に決定機が生まれ、もはや追加点は時間の問題でしたが、ここで決めきれなかった事がこの後の展開に大きく響いていきます。FC東京が最初に決定機を掴んだのは26分。今野が平山とのワンツーで抜け出し、最後は都築に阻まれますが、この辺りから少しずつ浦和の勢いに陰りが。43分にCKから闘利王がフリーのヘディングを外すと、直後には同じくCKから今野のヘディングがポスト直撃。「前半は完璧に近い」とエンゲルス監督は振り返りましたが、やや嫌な雰囲気でハーフタイムに入りました。迎えた後半、先に動いたのは浦和。「凄く動いたから右も左もつった」(エンゲルス監督)田中に替えて永井を投入。永井曰く、監督からは「相手の右SBに対するディフェンスを手伝うように」との指示があったようです。さらにポンテと梅崎を交替。実質3-4-3気味の布陣になると、逆に平山がキッチリボールを収められる東京に流れが移っていきます。62分には平山がフリーでシュートを外したものの、「体力的に動けなくなっていた」(城福監督)カボレを下げて川口を入れ、一層攻勢に。71分には徳永のクロスを川口が頭で狙うと、これは都築が超ファインセーブで逃れます。「回され過ぎてクリアしても全部拾われて苦しかった」(浦和・平川)浦和は、エジミウソンと細貝を替えて実質5-3-1-1で守備固め。それでも東京はスタイルを貫いてボールを回し続けましたが、あと一歩実効性に欠け、ゴールに迫り切れなかった代償を最後に支払うことになりました。88分、中途半端なサイドチェンジを奪われると、堀之内は素早く縦に。すると前掛かっていた東京は自陣に佐原のみ。ボールを受けた永井が独走から右隅に沈め、2-0。「出番も少ないんで欝憤を晴らすように思い切り蹴った」という永井の一撃は、実にチーム40分ぶりのシュート。開始直後と終了間際に1点ずつを取った浦和が、公式戦の連敗を5でストップする勝ち点3を獲得しました。東京は後半確かに流れがよかったですけど、2枚目の交替カードになった石川が切られたのは86分。大竹と赤嶺は最後まで出番がありませんでした。結果論ですが、疲労の見えた羽生を早い段階で大竹に替えても面白かったかもしれません。城福監督は試合後の会見で「サッカーをする時間を与えてもらえなかった」と語りましたが、それこそが今日の対戦相手が持つストロングポイント。とすると、あの浦和がいよいよ帰ってきたのかもしれません。 AD土屋
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