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2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。

その他の試合 2008年05月25日

JFL前期第13節 アルテ高崎×佐川印刷SC@浜川

foot!
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ここに来て突如Foot!視聴者の皆さん注目のクラブとなったアルテ高崎。幸谷秀巳国内初采配をリポートすべく、高崎は浜川競技場へとやってきました。ただ残念ながら亘選手は負傷のためベンチ外。アルテは他にも負傷者が多く、おまけに会場設営にも選手をとられ、MAXで7人ベンチ入りできる中、今日は5人しかいないなど苦しい台所事情です。幸谷監督注目の服装はクラブ仕様のグレーの半袖ウェアにグレーの長ズボンで、右手には黒いファイルという出で立ち。ホーム浜川だけあって、太鼓と応援旗を持ったサポーターも集結し、早くも「幸谷アルテ」のコールも3回巻き起こるなど新監督への期待の高さが窺えます。フェアプレーフラッグを先頭に選手が入場してから1分程経って幸谷監督もベンチイン。いよいよ新生アルテの戦いが幕を開けました。ゲームは開始3分、ゴールネットがいきなり外れるハプニングで2分間の中断。この隙に初ベンチ飛び出しを敢行した幸谷監督は選手に指示を与えます。さらに8分には「ライン上げろ、もっと!」と怒鳴り、ここからアルテの最終ラインは相当高くなりました。16分、両チーム通じて最初の決定機はアルテ。「就任してから試合まで時間がなかったからこれだけやった」(幸谷監督)というセットプレー、最後は大宮からレンタル中の西村陽毅が頭で合わせますが惜しくも枠外へ。それでも指揮官は冷静な表情を崩しません。しかしそんな幸谷監督が声を荒げたのは23分。相手の危険なファウルに対してテクニカルエリアいっぱいまで飛び出し「おい、アフターだろうが!!(コラー)」と抗議。第4の審判になだめられるも納得のいかない表情で渋々ベンチに戻りました。さて時計は進んで30分に一瞬の隙を突かれます。右からのクロスにマークがずれ、ファーサイドががら空きに。ドフリーからヘディングを叩き込まれ、先制を許しました。さて1点を追う形になったアルテも、練習したセットプレーでは可能性を感じさせるシーンを連発。前半終了間際にもFKから山田裕也が頭で枠を捉えますが、GKのファインセーブに阻まれ得点ならず。0-1で45分を終えました。12戦未勝利の最下位というほど出来は悪くなかった前半のアルテ。里見仁義のFK、CKに加えてロングスローは確実にチャンスをもたらし、逆転も十分可能な印象。しかし悲劇はこの後に待ち受けていたのです。後半も蹴り合いながら相手のミスを待つ両チーム。セットプレーを多く獲得した分だけ、ややアルテにチャンスが多く訪れますが、決め手を欠き同点に追い付けません。するとDFラインの中心だった西村が66分に負傷で交替。ここから悪夢のような展開が待っていました。直後の67分、左からのクロスをドフリーの選手に決められ2失点目。72分にはCKをクリアしきれなかったアルテDFが自陣ゴールへシュート。GKも懸命に弾きましたが、あえなく詰められ3失点目。82分には30m近いミドルをぶち込まれて4失点目。そして89分には完全なオフサイドを見逃され5失点目。次々とスコアシートにゴールが“印刷”され、なんとまさかの0-5というスコアで敗れる、何とも残念な結果に終わりました。幸谷監督も前半はテクニカルエリアに計9回飛び出しましたが、後半は1回のみ。試合後「前半の内にセットプレーで1点入っていれば。今の状況だと1点も取れないんじゃないか、という風になってしまうのでそれがなあ…」と語っていました。まあ正直佐川印刷は決定機がほとんどゴールに結び付いたと。で、アルテは決定機を生かしきれなかったと、ざっくり括ればそうなりますね。幸谷秀巳国内初采配を見届けた観客数は222人。なんかそこは縁起いい感じだったんですけど、試合はそう簡単にいかないようです。皆さんもアルテがお近くに来る機会があったら是非会場に足を運び、新監督に声援を送って下さい。ちなみに次節の会場はユアテックスタジアム仙台です。   AD土屋




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