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2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。

Jリーグ 2008年05月03日

J2第11節 草津×甲府@正田スタ

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GW4連戦の3戦目は雨上がりの前橋。一躍、衝撃的なネーミングライツで脚光を浴びた“正田醤油スタジアム”を視察しに行きました。でもよく話を聞いたら実際には正式な名称変更は6月から。公式記録は正田スタになってますけど、スタジアムにはまだ正田醤油を感じさせるモノはなく、ちょっと残念。そしてゲームもやや残念なスコアレスドローに終わりました。前半はシュート数0対9という数字を見るまでもなく甲府の流れ。甲府は「もう少しビルドアップしたかったが、相手の3トップのプレッシャーで長いボールが増えた」(草津・植木繁晴監督)草津をいなしつつ、「2列目は相手も付いて来れないから、そこをつこう」という安間貴義監督の指示通り、ジョジマールに当てて、藤田や美尾がサポートする形を多く作ります。しかし惜しまれるのは決定力の低さ。ゴールの遠い時間が続いたまま45分を費やしました。試合の流れがやや変わったのは54分の交替から。植木監督は櫻田と後藤をスイッチし、トップに入っていた島田を中盤に落とします。これで収まり所ができた草津は、「勝ちを狙っていたのでカウンターされるのは仕方ない」(安間監督)という甲府の前掛かった戦い方もあり、徐々にチャンスを創り始めます。しかしながらホームチームが抱える悩みも決定力。松下、島田、熊林とパサーは揃っていても肝心のフィニッシャーが不在。後半は5本のシュートこそ放ったものの、FW陣のシュートがたった1本では厳しいですね。終盤はお互いサポーターを数回沸かせるシーンを掴みつつも、爆発させるまでは及ばず。ゲーム後の選手の挨拶には、両チーム共にブーイングが起きていました。「勝たなきゃいけないゲームだったが負けなくてよかったとも取れる」とは植木監督。「点が入らないから攻めるのをやめたら続かない。1回で決まらなかったら何回も続けるしかない。逃げずにそれをやっていきたいと思う」とは安間監督。これで両チームとも5つ目のドロー。この勝ち点5が今後どういう意味を持ってくるのか。気付けばシーズンも4分の1が終わろうとしています。ちなみに私が一番印象的だったのは試合前の草津の集合写真。GWだけあって選手→子供→多分その親、と1選手につき横並びで3人が入場。結果、撮影時には子供&多分親が32人、スタメン11人に着ぐるみ3体と超大所帯でフレームに収まってましたよ。  AD土屋




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