この時期にしては肌寒くやや風が強い中、多摩川クラシコが行われました。両チームとも試合開始から前線から厳しくプレスをかける展開で攻守が目まぐるしい変わります。個々の戦いも長友対森、梶山対中村、カポレ対寺田など見所満載です。前半19分川崎はFKからチョンテセのポスト→ジュニーニョ→チョンテセが決めて先制します。FC東京も前半25分FKからカポレが押し込んで同点。しかしそれもつかの間すぐさま川崎がFKから谷口が決めて再びリードします。今年のFC東京はここから違います。前半43分梶山のロングパスから長友の折り返しを赤嶺がデイフェンダーを上手く抑えながらゴールを決め再び同点します。後半18分FC東京は栗沢に代えてルーキーの大竹を起用、するとファーストタッチで一人かわしループシュート。これが見事に決まりFC東京が逆転します。大竹はJリーグ初ゴール。この試合実況していた倉敷さんは大竹選手の事をサビオラみたいな選手と評価していました。なおもFC東京は後半25分徳永→今野→カポレ→赤嶺→大竹スルーパスから今野が決めて4-2。城福監督はこのパスを繋いで決める形が今年のFC東京が目指しいる形と語っていました。試合は川崎の攻撃をFC東京が何とか抑えて4-2で勝ち、リーグ戦は３連勝です。昨年の多摩川クラシコはFC東京にとって散々だったので今日の勝利は一安心な事でしょう。それにしてもこのカードはよく点が入ります。今日の試合も撃ち合いで面白かったです。それから代表にも選ばれたFC東京の長友選手は今日も伸び伸びやっていましたが対人した川崎の森選手が余り上手くいかなかったのか頭をかくシーンが何度かみかけました。川崎はまず関塚監督の復帰が一番でしょう。甲斐