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2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。

その他の試合 2008年03月16日

JFL開幕戦 栃木SC×FC琉球@栃木グリーン

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JFLでは異例の大量補強を敢行し、Jリーグ参入へ向けて不退転の決意を見せた栃木SC。長く険しい道程を歩むことになるであろう2008シーズンの開幕戦を、今日迎えました。相手はこちらもJ昇格を掲げるFC琉球。なお注目のトルシエ総監督は、残念ながら身内の不幸でフランスへ緊急帰国しています。さて、昨年の悔しい想いもあって栃木サポーターにとっても待ちに待った開幕戦。選手入場と共に青と黄色の花火が打ち上げられると、ゴール裏からは6万枚で作られたという黄色い紙吹雪が。否が応にも雰囲気は盛り上がります。しかし逆にそれが栃木のプレッシャーになったのか、「立ち上がり15分くらいは地に足が着いてないプレーが多くて」(栃木SC・柱谷幸一監督)流れは琉球に。特に古巣対決となったFWの山下芳輝にボールが収まり、そこに中盤の選手が絡んでいくことでリズムを生み出し攻勢を強め、19分には山下のスルーパスに反応した白尾秀人が抜け出しますが、シュートは栃木のGK小針清充がファインセーブを見せ、難を逃れます。すると26分、小林成光のクロスを上野優作が落とすと、佐藤悠介が左足を一閃。「自分が結果を出して必ず勝ちたかった」というキャプテンの一撃で劣勢の栃木が先制。ゴールを決めた佐藤はベンチへ向かって一目散にダッシュ。抱きつかれた柱谷監督を中心に歓喜の輪が広がりました。DFラインがトルシエスタイルのお馴染みフラット3で構成された3ー5ー2を敷く琉球は、確かに「ボールの支配はしていた」(FC琉球・ジャン・ポール・ラビエ監督)ものの、徐々にボールを回せる位置が下がり、序盤で掴んだサイドの主導権も失い始める流れに。39分には向慎一のCKから鷲田雅一のヘディングがクロスバーを叩くなど、最後は完全に栃木ペースで前半が終わりました。森山真弓・栃木県サッカー協会会長の挨拶をハーフタイムに挟み、ゲームを掌握した栃木は後半もスタートから前へ。「後半は足が止まった」(ラビエ監督)琉球を尻目に左右へと揺さぶりをかけます。そして58分、向のCKは琉球GKライス・エンポリにパンチングされますが、再び向が拾って佐藤へ。左サイドから素早く上げられたクロスを頭で合わせたのは松田正俊。「FWなので早い段階で決めたかった」松田のゴールで2点目。さらにその7分後には中央ペナルティエリアすぐ外からのFKを「あの距離から僕に蹴らせたら大体入る」という佐藤が直接突き刺して3点目。ほとんどが栃木サポーターで埋め尽くされた6338人の観衆に試合の趨勢が決したことを告げる一発となりました。この後、琉球はフラット3の宮本役を務めていたエメ・ラヴィが2枚目のイエローカードで退場。3点のビハインドに数的不利も加わりましたが、86分に栃木DFのもたつきを見逃さず高松健太郎が一矢を報います。ホームチームからすれば「余計な1点」(柱谷監督)を最後に許してしまいましたが、結局ゲームはそのままタイムアップ。3ー1で新生・栃木SCは上々の船出を飾りました。前述した通り、開始15分まではかなり不安定だった栃木SCでしたが、終わってみれば3点を奪っての勝利。「開幕戦で勝てたことでチームとしての方向性が間違ってなかったと思えるのが一番大きい」と柱谷監督が会見で語ったように、今季の指針となり得る大事な一戦を無難に獲りましたね。あとはやはり2ゴール1アシスト、全ての得点に絡んだ佐藤悠介が見せた獅子奮迅の活躍。「何でJFLに行くのとか言われたりもしたけど、自分の選択が間違ってなかったことを証明したかった」という意地に突き動かされた彼のパフォーマンスが、チームを勝利に導きました。もしかしたら今日が、栃木SCにとって後世まで語り継がれる歴史的な1年の始まりになるのかもしれませんね。  AD土屋




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