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このブログについて
2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。
メンバー表を見ると柏の平均年齢24.61歳に対し、札幌のそれは24.89歳。CBには柏が鎌田次郎、札幌が柏ユース出身の柴田慎吾と、共にルーキーが名を連ねるなどフレッシュな顔触れも積極的に起用する両チームですが、裏を返すとその実は苦しいメンバー編成。特に柏は古賀、近藤、山根、フランサと主力4人が怪我で欠場。若手の奮起が期待されます。さて、ゲームが始まると先にリズムを掴んだのは札幌。「サイドの選手にもあまりボールを持つなと言った」三浦俊也監督の指示通り、シンプルなフィードで柏のプレスを無力化。12分にはショートコーナーから鎌田にJリーグ初ゴールとなるヘディングを決められ先制を許しますが、15分にはクライトンの縦パスにダヴィが抜け出し決定機。ここは南のファインセーブに阻まれたものの、いい流れを作ります。対する柏は、ボールこそ持てるものの中盤で簡単なロストが多く、カウンターからピンチを迎えるシーンが散見。すると38分にはやはりカウンターからダヴィの抜け出しを小林がイエローカードで止めて生まれたFK、クライトンのボールに西嶋が頭から飛び込みゴール。1対1の同点で前半を終えました。ポゼッションでは上回りながらシュートまで行けない柏は、後半も攻撃のリズムが一本調子。かろうじて茂原が高いキープ力でタメを作っても、周囲との連携に乏しいためチャンスまでは作れず、52分にパスカットから前線まで上がった鎌田のバイシクル気味ボレーも枠のわずか左へ。流れを引き寄せられません。逆に札幌で出色のパフォーマンスはクライトン。セカンドボールも献身的に拾い、キープすればほぼロストはなし。カウンター時に先鋒として飛び出すのも厭わず、絶大な存在感を発揮します。すると、やや札幌が押し込み始めた66分、ゲームが動きます。CKのピンチを逃れた札幌のクリアボールを小林がコントロールミスすると、抜け目なく拾ったクライトンは中央に「思い通り」という浮かせたパス。この難しいバウンドを「グラウンダーで来ると思った」西はうまく前へ持ち出しGKと1対1に。「なぜか落ち着いていた」と笑う20歳の殊勲弾で、札幌がスコアを引っ繰り返しました。連敗は避けたい石崎監督は菅沼、アレックスを続けて送り込み、3ー5ー2へシフト。三浦監督は純マーカスを中山と替えて4ー5ー1で対応とお互い最後の攻防を見せましたが、「2点目の失点の仕方が悪くてリズムができない」(石崎監督)柏はゴールというよりシュートすら遠く、ロスタイムの鎌田のボレーもわずかにゴール右へ外れ万事休す。札幌がJ1復帰後のリーグ戦初勝利を、難所・日立台で挙げました。さて、手痛い連敗で黒星が先行してしまった柏は、確かに今日のような相手が最も組みにくいのも分かるのですが、やや攻撃陣のアイデア不足は否めません。前述した通り、ボールキープができる展開時に一本調子を打破する個なりグループなりのアクションがないと、同じように持たされるゲームになると苦しいですね。一方の札幌は昇格の立役者、高木と曽田の復帰は見る者にも、そしておそらくはそれ以上にチームメイトにも安心感を与えていた印象です。そして攻守に効きまくっていたクライトン。開幕前から外国人には悩まされていた三浦監督でしたが、結果的に最高の補強カードを手に入れましたね。わからないものですなあ。 AD土屋
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