今日は全国的に見てもこの世代では有数の強豪・FC東京Uー15深川の監督、長澤徹さんにお会いするため、東京にあるクラブユースのいわゆる新人戦に来てみました。長澤さんと言えば、原トーキョーの第1次政権時はコーチ、第2次政権時はヘッドコーチを務めた方。また若手の指導にも定評があり、出場機会の少ない選手の練習をつきっきりで見てあげたり、精神的なケアにもとことん気を配るなど人望も激厚。近藤祐介、馬場憂太、鈴木規郎、李忠成を始め、いまだにメディアのインタビューでも影響を受けた指導者や恩師に長澤さんの名前を挙げる選手は多いんです。この間番組に登場した福田健二とも連絡取り合ってるそうですし。私個人的には2005年のスペインロケでご一緒して以来の仲。ネギ食ったりトマト食ったりしながら1週間くらいスペインを回りましたが、一番印象深いのは、ロケの全撮影が終わって入ったトレドのバスク料理屋で原、長澤、甲斐、土屋全員が真っ昼間から結構酔っ払っちゃった時。お店を出たら馬が大量に放牧されてる原っぱがあったので、みんなで軽く馬を追っ掛け回したりしたことですかね。まあ凄く熱いし、真剣に人と向き合えるかなりの人格者。ちなみに男前で、清水東時代にはバレンタインに段ボールいっぱいのチョコ貰ったらしいですよ。ただ、今日の試合は負けちゃいました。10分にはDFラインで回していた所を突っ掛けられ、クロスをニアで合わされ失点。17分にはGKのキックから抜け出した渡辺君のゴールで追い付いたものの、6分後にはCKを直接沈められ、再び1点差。後半は何度もチャンスを掴みますが多摩後半唯一の決定機もゴールに繋がり、1ー3。点差ほどの実力差はなかったけれど、こういう結果も十分あり得たというようなゲームでした。ただFC多摩も好チーム。基本技術がしっかりしていたし、球際の強さは東京以上といった印象。明日のヴェルディJYとの決勝も十分勝機はありそうです。さて敗れたFC東京Uー15深川、試合後はさすがにガックリ来ている選手もいたものの、あくまで目標は夏と冬の全国大会とその先に待ち受けるユース昇格。まだ新チーム始動から1ヶ月あまりですからね。でもこの段階でのゲームが見られたので、1年通じて長澤トーキョーがどう変化していくのか楽しみです。　　AD土屋