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2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。

Jリーグ 2008年02月13日

TM 湘南×水戸@馬入ふれあい公園サッカー場

foot!
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今日はクラブ機能の移転後、まだ1回も行った事がなかった
湘南のメイン練習グラウンド“馬入ふれあい公園”で
J2同士のトレーニングマッチ、湘南vs水戸が見られるという事で行って来ました。
もうだいぶ平塚の街も見慣れてきましたが、いつもの競技場とは異なる方向に
歩いていくと、気付いた事が。そう、平塚って国道1号線が走ってるんですね。
いわゆる「ほぼ東海道」。ちょっとグッときちゃいました。
でも看板の、ちょっと気さくな“エア肘掛け”キャラは誰なんでしょうか?
手と足の(手なのか足なのか)本数から昆虫であることは間違いなさそうですが…
DSCF2542.JPG

ゲームが行われたのは河川敷にある天然芝のピッチ。
初見の私には相当芝の状態がいいように見えましたが、
湘南の美人広報さんによると、それでもちょっと荒れているんだそうです。
さてゲーム自体ですが、水戸は現状揃っているほぼベストメンバー。
一方の湘南は、昨日のFC東京戦に出場した主力組はトレーニングのみ。
若手中心のメンバーで午前中に筑波大とゲームして、ほぼ同じメンバーでの午後。
Jで最も早く始動したりと、湘南は結構この時期追い込んでる印象です。
前半は、両チームとも右サイドからの攻撃が目に付きます。
湘南の右サイドハーフに入った午後のみの出場となった鈴木将太は
縦へ仕掛ける意識が高く、何度もマーカーを振り切ってクロスを上げたり、
左足で強烈なミドルを放ったりと存在感をアピールしてました。
一方の水戸は右サイドバックに入った金澤大将が積極的にオーバーラップ。
チームとしても彼を生かしていこうという意図が見て取れます。
なので右のサイドハーフとの連携はかなり重要。
「ボールを収められる」(木山監督)という部分から
前半は鈴木良和、後半はルーキーの菊岡拓朗が起用されていましたが
木山監督も「2人ともよくやってくれた。今後はいい方を使っていきたい」と
一定の手応えを感じていたようです。
水戸では、これまたルーキーのFW荒田智之と新加入のMF赤星貴文が好印象。
荒田は専修大卒。昨年の関東2部で脅威の20試合20ゴールを挙げ、得点王に。
今日はゴールこそなかったものの、裏への抜け出しも上手く十分即戦力ですね。
またダブルボランチの一角に入った赤星もキック精度の高さを披露。
何度もピンポイントのコーナーを味方攻撃陣に合わせてました。
ゴール2mくらいの距離からGKにぶつけてしまったのはご愛嬌。こちらも主軸ですな。
湘南は、午前中45分出場のこちらもダブルボランチの一角、大山俊輔が活躍。
昨シーズンも愛媛でレギュラーとして46試合出場していましたが
ボールの収め方や展開力には非凡なものを感じさせてくれました。
後半は多少メンバーの入れ替えもあって少しペースダウン。
78分、一緒に取材していた超現場主義の実況アナウンサー・下田恒幸氏推定33mの
強烈ミドルをAndre Luiz de Souza Silva、通称“ビジュ”が叩き込み先制。
結果は水戸が1-0で湘南を下しました。
DSCF2544.JPG

メンバー構成やその疲労、また開幕まで1ヶ月弱という時期のことはあったにせよ
水戸の選手がファウルを与えたことへの異議を主審に唱えると、
湘南・菅野監督が「何言ってんだ。ファウルだ」と声を荒げるシーンもあったりと
試合自体は真剣モードで、色々な発見があり非常に有意義だったと思います。
ちなみに水戸にパラグアイ人練習生がいたんですけど
レフティーでパンチ力もあって結構面白い存在。今後の動向にも注目ですね。
肝心の馬入サッカー場は、駅から歩いてもまあ賞味20分強くらいでしたし
土手の上からピッチを見渡せるため、観戦にはもってこいのナイススポット。
ただ、唯一の難点を挙げれば、やはり河川敷だけあってこの時期は寒い寒い!
またインフルエンザにかからないよう、うがい手洗いはマストですな。

AD土屋

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