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2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。

その他の試合 2008年02月17日

群馬県プリンス出場決定リーグ@前橋育英高校高崎グラウンド

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今年から2部制に移行することで出場枠が拡大された関東プリンスリーグ。群馬県は既に前橋育英(以下、育英)が1部に、前橋商業(以下、前商)が2部に参戦することが決定、そして2部にもう1チームの出場枠が与えられました。その1枠を争うのは、新人戦群馬1部リーグの覇者・高崎高校(以下、高崎)と同2位の桐生第一(以下、桐一)。一応出場決定リーグは2強も含めた4チーム構成ですが、実質は高崎と桐一の順位がよかった方がプリンス行きとなっています。ということで育英と前商がリーグ戦の最終日となる今日直接対決を迎えましたが、この日ばかりはサブイベントなので簡単にご紹介。立ち上がりから育英が攻勢の中、38分には全国でも活躍した西澤厚志(1年)のゴールで先制します。しかし、63分に前商はPKを獲得。これを関口一毅(2年)が冷静に沈め同点に。ゲームはこのままタイムアップを迎え、ドロー決着となりました。ただやはりゲームの主導権は終始育英。昨年のレギュラーも多数残るなどタレントは豊富ですから、攻撃面が整備されればといった所ですかね。さて、メインイベントとなった高崎と桐一のゲーム。ここまで高崎は前商と0ー0、育英に3ー2で競り勝ち何と首位。対する桐一は育英に0ー1で敗れたものの、前商には2ー1で勝って1勝1敗。つまり高崎は引き分け以上でOK、桐一は勝利のみが唯一プリンスへと繋がる道です。それではゲームレポートを。呆気なくスコアが動いたのは開始5分。右からのボールを最後は田口俊和(1年)が流し込み、高崎が幸先良く先制しました。しかし16分に高崎の左SBが負傷交替を余儀なくされた前後から、3ー5ー2で臨んだ桐一が中盤を圧倒的に支配。高崎は水際で何とか踏み止まる時間帯が続きます。ややアタッキングサード以降の工夫に欠ける相手にも助けられ、45分間は無失点に抑えますが、とうとう決壊したのは56分。右から入ったグラウンダーのクロスを桐一MF黒田涼太(2年)が流し込み、ゲームは振り出しに。そして5分後、エース村岡直輝(2年)の素晴らしい胸トラップコントロールから放ったシュートが右スミに飛び込み、逆転に成功。80分には左サイド起点の完璧な崩しからまたも村岡がゴール。結局後半高崎に1度も決定機を与えなかった桐一が、文句なしの逆転勝利で初のプリンス出場を勝ち取りました。昨年のインターハイ県代表として全国で1勝を挙げた桐一は、小気味いいパスワーク主体の好チーム。今日に限って言えば4チームの中で最もいいサッカーを披露していたし、最も強かったと思います。全国的というより関東でもまだまだ知名度は低いかもしれませんが、総監督は今や好選手の供給源として名高いFC前橋の創設者・小林勉氏。意外とプリンス2部台風の目になるかもしれませんよ。ただ個人的な話ですが、本音を言えば母校のプリンスでの戦いを見たかったです… ちなみに前橋育英高校高崎グラウンドというのは高崎市にある前橋育英のサッカー専用練習場。まあ群馬銀行栃木支店みたいなもんですね。  AD土屋




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