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2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。

その他の試合 2008年01月10日

インカレ準決勝 早稲田大×駒澤大@駒沢

foot!
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インカレもいよいよ今日が準決勝。
私が注目したのは第1試合の早稲田大と駒澤大の一戦。
覚えている方もいらっしゃると思いますが、この対戦と言えば昨年の決勝カード。
駒澤が6対1で早稲田を完膚なきまでに叩きのめした因縁の対決です。
リーグ戦こそ早稲田が2戦2勝したものの、インカレの借りはインカレで!という想いは
かなり強いはず。駒澤も史上初の大会4連覇が懸かっているため、激戦必至。
ちなみに、この両チームにはJリーグ入団が内定している選手がウジャウジャいます。
早稲田は、川崎に横山知伸(DF・帝京)、鹿島に鈴木修人(MF・市立船橋)、
磐田に山本脩斗(MF・盛岡商業)、横浜FMに兵働慎剛(MF・国見)、
湘南に島村毅(FW・早稲田実業)の5人がJへ。
駒澤は、川崎に菊地光将(MF・浦和東)、横浜FC内定に八角剛史(MF・市原ユース)、
大宮に塚本泰史(DF・浦和東)、浦和に高崎寛之(FW・古河第三)、
湘南に小林竜樹(MF・前橋育英)とこちらも5人がプロの世界へ。
いわゆるタレント集団ってヤツですね。

さてゲームです。まず先制は海老茶(臙脂じゃないの?)のユニフォームと紹介されていた早稲田。11分、CKのこぼれ球を鈴木が25m近い距離からノートラップボレーで叩いたボールは綺麗な弾道を描いてネットに突き刺さるゴラッソ。キックの精度に定評のある鈴木らしい素晴らしいゴールでした。基本、駒澤は伝統的にキック&ラッシュですけど、今日はキックの後のラッシュに勢いがなく、頼みの高崎もボールに絡めません。元市原GMで現解説者、どの会場に行っても必ずいらっしゃる川本治さんが準々決勝でのプレーを称賛していた那倉夢人(2年・MF・西武台)もベンチスタート。ほとんどシュートすら打てないまま、早稲田の1点リードで45分が終了しました。しかし、後半はようやく駒澤にラッシュの力が復活。セカンドボールが拾えるようになったことで攻撃の時間も長くなり、56分には川本さんイチ押しの那倉も投入され、相手ゴールへと迫ります。ただ早稲田のDF陣も横山を中心に堅牢を築き、駒澤に決定機を創らせず、逆に71分には首藤豪(4年・FW・市原ユース)が冷静にゴールを陥れ、早稲田が2点のアドバンテージを得ました。4連覇に黄信号が灯った駒澤は、それでも失点の2分後に塚本のCKから中山友規(2年・DF・駒澤大学高)が打点の高いヘディングを決めて1点差に。そこからは、ハイボールを駆使しながら持ち前の根性で一方的に攻め続けます。そして89分には再び塚本のCKから伊藤龍(2年・DF・FC東京U-18)、92分には高崎からパスを受けた島田祐輝(3年・MF・西武台)と2度決定機を迎えますが、共にシュートはわずかにゴールの枠を捉え切れず万事休す。早稲田が昨年のリベンジを果たし、大榎体制下でのラストゲームを日曜日の決勝戦が行われる国立の舞台まで先送りしました。

2試合目は法政大が4対1で中京大に勝利。
これでファイナルは早稲田大と法政大の対戦となりました。
この2チームが決勝で当たるのは、実に29年ぶり。
関東を代表する伝統校同士の一戦は、13日14時キックオフです。
ちなみに当日は、Jリーグ内定選手によるサイン会も行われますので
そういうのが好きな方も是非国立へ!
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AD土屋

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