ついにこの季節がやって来ましたねぇ。J1も優勝争いが最終節までもつれ込む激戦でしたが、僕は今年も千葉県担当特派員として高校サッカーを見守りに来ました。しかし、例年にも増して今年の千葉県のベスト4のメンツはエグイ。強豪習志野、渋谷幕張のいたブロックを勝ち上がってきた市立柏。昨年の千葉県代表校で選手権ベスト4の八千代。夏のインターハイ覇者の市立船橋。そして、秋の高円宮杯覇者の流経大柏。ちなみに流経大柏はインターハイもベスト4。さらに、プリンスリーグ関東では1位市立船橋、2位流経大柏てな感じになってます。改めて見ても激戦区千葉。前置きが長くなりましたが、準決勝1試合目は、市船×八千代の全国で見ても屈指の好カードの『ブルーvsオレンジ対決』。試合は、前半5分に市船が先制すると、U‐18代表にも選出された5番DF橋本（J1浦和）、7番MF加藤（J2京都）、8番MF山田（J2山形）のJ内定組を中心に落ち着いた試合運びを見せ、八千代はシュート1本しか打たせてもらえず2‐0と市船リードで前半終了。後半になると、やや市船のペースが落ち、八千代にも幾つかチャンスがありましたが、スコアは動かず2‐0で市船が勝利。今年の市船は伝統の堅守だけじゃなく、テクニックのある選手も多くスピードのある連動したサイド攻撃にも迫力があります。八千代は、昨年の中心選手がごっそりと卒業してしまったこともあり、全てにおいて市船が一枚上だったでしょうか。チームの仕上がりも良さそうで、来週の決勝も楽しみです。しかし今日は、ポカポカ陽気の絶好のサッカー日和りでしたねぇ。　　石神