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2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。

その他の試合 2007年12月16日

Jユースサハラカップ2007準々決勝@フクアリ

foot!
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クラブユースのチームにとっては今シーズン最後の大会となるサハラカップ。今日はその準々決勝を観にフクアリへやってきました。まず第1試合は柏Uー18と東京Vユースの一戦です。柏のメンバーはどうも日替わりらしく、山形内定の太田と来季からトップ登録された酒井はベンチ。対する東京Vは中3を2人スタメンで起用してきました。試合はまず9分にスーパーカートリオの一角・高木豊氏の次男、善朗君(中3)のFKを久保木が頭で合わせて東京Vが先制。しかし失点以降は目が覚めたかのように、サイドからの仕掛けで攻め続けた柏も40分にCKから工藤のゴールで前半の内に追い付きます。さらに後半に入ってもペースを掴んだ柏は55分、工藤のパスから山崎が確実に決めて逆転しました。すると今度はビハインドを負った東京Vが、チームで一人だけ来季のトップ昇格が決まっている河野や、FWの征矢を中心に攻勢に。71分には富所のシュートがバーを叩くなど、勝利への執念を見せます。しかし前がかりになった東京Vを尻目に柏は86分、再び工藤→山崎のラインでダメ押しの3点目。ロスタイムには征矢が意地のゴールを奪いますが、直後にタイムアップ。3ー2で柏が準決勝へ駒を進めました。ゴールをきっかけに主導権が激しく入れ替わる展開でしたが、柴田峡・東京V監督は「2点目の失点が効いたね」とのこと。確かに前半中盤から後半失点するまでは懸命に凌いでいたので、柏もいい形で崩したとはいえ、あの一瞬の綻びは悔やまれますね。お互い気持ちを全面に出し合った好ゲームでした。第2試合はFC東京Uー18対大分Uー18、共にトップへの昇格を決めた選手が数人ずつ含まれています。序盤は大分がラッシュをかけ、12分までに4度の決定機を創出しますが、枠を捉え切れません。大分が流れに乗り損ねると、ドリブルを中心にサイドを基点とした攻撃の増えてきた東京が完全にゲームを掌握。35分には大竹のFKから田中がヘディングでネットを揺らして先制。さらに42分にはかなり微妙な(ほぼ誤審)判定でPKを獲得し、トップ昇格内定の大竹が冷静にGKの逆を突き追加点。2点の差がつきました。後半は集中が切れてしまった相手に東京が猛然と襲い掛かり、57分に岡田が3点目を挙げると、75分、82分、85分で岩渕がハットトリックを達成。終わってみれば6ー0という大差で、東京が圧勝という結果になりました。東京は難しいことをあまりせず、シンプルに前へ蹴ったり、ドリブルで突っ掛けたりしていましたが、それが功を奏した格好です。倉又寿雄・FC東京監督は大勝にも「行くところなどの状況の見極めをもう少し高めていきたい」と課題を抽出。昨年決勝で敗れた雪辱を果たすべく、早くも次の試合に向けて兜の緒を締め直していました。ちなみに会場には幸谷さんも来てましたよ。これで準決勝のカードも決定。柏の相手は、横浜FMと広島を撃破した大本命のG大阪。FC東京は、初の準決勝進出を果たした大宮との対戦となります。さすがに私はちょっと神戸ユニバと長居は行けそうにありませんが、お近くの方は入場無料ですので是非クラブユース最高峰の戦いをご堪能あれ!しかしフクアリのメインスタンドは殺人的に寒かったっす。    AD土屋




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