引き続き冷たい強風の中での第2試合は、4年ぶり10回目出場の松商学園と2年ぶりの13回目出場となった東福岡との対戦。前半風下に立った東福岡は、開始早々の2分に10番MF井上の演出から最後は21番FW皿谷が決め早くも先制。さらに皿谷は15分にも追加点を挙げ、松商学園もPKを決めて食い下がるも3-1と打ち合いになりそうな予感をはらみつつ東福岡のリードで前半終了。後半、松商学園は19番FW山岸のスピードのあるドリブル突破などで押し込み東福岡ゴールに迫りましたが、東福岡GK上田のPKを止める好守や司令塔井上の追加点もあり、終わってみれば試合巧者の東福岡が4-1で圧勝。スコアは、前半の風下を活かし攻めきった東福岡と後半に攻めきれなかった松商学園の差をそのまま表していたと思います。東福岡の大きなサイドチェンジからのサイド攻撃と前線の7深町、10井上、17横山、21皿谷のカルテットの織り成す攻撃は破壊力がありました。21番の皿谷は、この試合2ゴール1アシストの活躍。やはり、本当に強いチームっていうのは、こんな強風の条件の中でも勝ち上がって行くチームなんでしょうね。これで2回戦は、全国優勝経験のある高校同士の東福岡×野洲の対戦が観られます。楽しみです。　 石神