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2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。

スタッフブログ 2007年10月03日

阿弗利加国際蹴球杯事情

foot!
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いつもフットボールカレンダーに掲載しているものの
アフリカネーションズカップの予選がどうなっているのかは
なかなか番組内でもお伝えできていないのが現状で…
ということで、今日はその予選の概況についてお送りします。

とはいえ、実は本大会出場16ヶ国中、既に13ヶ国は決定。
3ヶ国が来週末に決定という、もはや佳境を迎えてるんです。
ちなみに今回の開催国はガーナですから、ここは予選の前に決定済。
残りの国が、12のグループに分かれてもちろん首位は本大会進出。
さらに各グループ2位の内、成績上位3ヶ国が本大会へと駒を進めます。
グループ1と12は3ヶ国で争われていたために1位だけが通過でした。
では、ここまでに来年ガーナの地を踏むことが決まっている国は
コートジボワール(グループ1首位通過)、ナイジェリア(グループ3首位通過)
スーダン(グループ4首位通過)、カメルーン(グループ5首位通過)
アンゴラ(グループ6首位通過)、セネガル(グループ7首位通過)
ギニア(グループ8首位通過)、ナミビア(グループ10首位通過)
ザンビア(グループ11首位通過)、モロッコ(グループ12首位通過)
チュニジア(各グループ2位の上位3チーム入りが決定)
南アフリカ(各グループ2位の上位3チーム入りが決定)
となっています。
聞き慣れない所だと、グループ4のスーダンですか。
アウェイでこそチュニジアに敗れたものの、それ以外は全勝。
チュニジアがモーリシャスとアウェイで引き分けたために首位通過を決めました。
ただ、そのチュニジアも4勝1分け1敗の13ptsだったので本大会へは出てきます。
グループ8のギニアは、本命アルジェリアをアウェイで下しての首位。
そしておそらく最大の激戦だったグループ10を勝ち抜いたのはナミビア。
最終節まで全4ヶ国に首位の可能性がある中で、
ナミビア(7pts)はラスト7分でエチオピア(6pts)に逆転勝ち。
そこまで首位だったコンゴ民主共和国(8pts)がリビア(7pts)と引き分けたため
最後の最後で本大会進出を決めました。
グループ11のザンビアは、南アフリカと11ptsで並びましたが
直接対決のアウェイで1対3と勝利したことで首位通過。
南アフリカも2位ながら上位3ヶ国入りは既に果たしたので本大会へ。

決まってないのはグループ2とグループ9。
前者は、現在エジプトが9ptsで首位。ブルンジとボツワナが7ptsで追走中。
最終戦はエジプト対ボツワナ、ブルンジはアウェイでモーリタニアと対戦します。
後者は、マリとトーゴが9pts、ベナンが8ptsで最終節へ。
最終戦はトーゴ対マリの直接対決、ベナンはアウェイのシエラレオネ戦です。
ただベナンだけには、まだ2位通過の可能性が残されているんです。
前述したように、2位通過のトップは13ptsのチュニジア、
2位通過の2位は11ptsで得失点差がプラス6の南アフリカが決まっています。
そして現時点で2位通過の3位はウガンダで11ptsの得失点差がプラス5。
それに対して、ベナンは現在8ptsで得失点差がプラス4となっています。
最終戦、トーゴかマリのどちらかが勝利すればベナンの1位通過はなくなりますね。
ただ、ベナンが2点差以上で勝利すればウガンダを得失点差で上回って
本大会出場が決まることになります。
1点差で勝利した場合は… どうなるんですかねえ。
とりあえず総得点ではベナンが優位に立つ計算にはなるのですけど。

まあ、泣いても笑ってもあと1試合で出場16ヶ国は出揃います。
これを機に、ちょっと最終戦には注目してみて下さい。
写真は、2004年アフリカネーションズカップの記念ピンバッジ。
200710032257000.jpg
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