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このブログについて

2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。

本日の補足 2007年09月21日

本日の補足

foot!
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今日は、マリーニョさんをお迎えしてブラジル代表事情〜ユース&フル代表編を
お送りしましたが、いかがだったでしょうか。
仙台カップは私も同行していましたが、
ブラジル代表はホントにヤバかったですね。何もなかったですわ。
まあ、マリーニョさんもちょっとだけ話で触れていた
コリンチャンスで4試合トップでの出場経験もあるエヴェルトンは
結構頑張っていましたが、正直他は…
ちなみに、マリーニョさん一押しはフランス代表の2人。
1人は、2点目を決めた(オーロラヴィジョンでごめんなさい)
パリ・サンジェルマン所属のボランチ、Younousse Sankhare。
もう1人は、3点目を決めた(こっちは何とか撮れてましたね)
こちらもパリ・サンジェルマン所属のFW、David N'gog。
この選手は昨シーズントップデビューを果たしていて、リーグ5試合出場。
今シーズンは目指すのはリーグ初ゴールですかね。
さて、ジョルジーニョ先生が喋りすぎてしまったために
カットせざるを得なかったインタビュー素材の中から
現・ブラジル代表広報担当のホドリゴ・ヴァイパの話を掲載しておきます。


Q:ブラジル代表の広報という仕事を、どう定義しますか?
A:広報というのは、(選手とメディアの)両方側が、
色々やりやすくなるように手伝う仕事だよ。難しくする役割じゃない。
多くの人がいて、時にはみんなに応対するのが難しいこともある。
でも、セレソンでは毎日より良く機能する形を考えている。
Q:選手は集中しないといけない。
でも、メディアが取材をして世間に流すことも重要。
その2つのコンディションのバランスをとるにはどうしているの?

A:ああ、難しいよね。なぜなら人によっても違うから。
ここでは上にある合宿所に長時間こもることになるから、
時には選手はここに降りてきて、メディアや色んな人たちと話すのが好きな場合もある。
なぜなら、同じスケジュールの繰り返しや同じ場所に同じメンバーでこもる状態から
少し抜け出せるからね。
Q:ホドリゴ・パイヴァは何ヶ国語話せる?
A:(笑)間違ってなければ、5ヶ国語だね。フランス語、英語、イタリア語、
スペイン語、そしてポルトガル語。
Q:それも、この仕事の助けになるね。
A:それはもうすごく助けになるよ。ただ、日本語は難しいよね。
勉強するのにすごく時間がかかる。そこまで時間はないから。でも面白そうだよね(笑)
Q:広報として、選手やサポーター、メディアと何か特別な思い出はある?
A:たくさんあるよ。この仕事を15年やってるから。
ブラジル最大のクラブ、フラメンゴでは10年間仕事をした。
それから、5年間ホマーリオと、6年間ホナウドと、
それに、ヘナト・ガウーショやジーコ、ジュニオールなど、たくさんの選手達と仕事した。
素晴らしい思い出がたくさんあるよ。ホナウドがイタリアでプレーしていた時は、
世界中のジャーナリストと一緒にやっていけた。だから、世界中に友達ができた。
そういうすべてのことで、最大限の思い出を作れた。
でも、一番特別な思い出といえば、日本と韓国で行なわれ、
ブラジルが優勝したW杯だね。ブラジル人の心には、いつもあるものだよ。
Q:私の印象だけど、ホドリゴは若い選手がセレソンで始める時には、
すごく良く面倒を見ている。例えばW杯でのカカーや、メキシコでの
親善試合の時のジエゴやホビーニョなど。選手との信頼関係もあるよね。

A:ああ、僕の場合はこの仕事をすごく若くして始めたんだ。
ほとんど彼らと同じような年頃に。だから、彼らをその頃の自分と重ねてしまう。
この世界で成長し、たくさんのことを学んだ。経験者というのは、
その経験を自分より若い人たちに伝えないといけない。それも親しみを持って。
なぜなら、ここは楽しいところでないといけない。
セレソンにいて、苦しみがあってはならない。
だから、我々は彼らをメディアの人たちやチームメイト、技術委員会と
できるだけ良い関係にもっていってやりたいんだ。時には問題だって起こる。
対立が起こったり、不公平を感じたり。それは起こることなんだ。
今日は不公平を感じ、明日は認め合う。
だから、僕はそれを若い選手達に伝えるんだ。
メディアの人たちとけんかしないようにとか、批判に腹を立てるなとか。
それは普通のことだから。
ブラジル人の場合はさらに、感情的に記事を書くこともあるから、難しいんだ。
だから、それを若い選手達に伝える。落ち着きを忘れないようにと。
明日はまた新しい1日が始まるんだから、とね。

いい事いってますよね、ホドリゴ・パイヴァさん。
この人も、今のセレソンに決して欠かせない戦力の1人でしょう。
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AD土屋

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