やってくれましたね、五輪代表！
物凄く気持ちの伝わる試合をしてくれました！
やはり開始早々の得点が大きかったですね。
しかも梶山が見せた高い打点でのヘディング。今まで見たことないなあ、あんなの。
水野のボールも完璧。ワールドユースのオランダ戦を思い出しました。
個人では勿論全員が最後まで全力で走り切りましたが、
森島、柏木、内田らU-20組のハードワークが非常に目立ちましたね。
森島は後ろから当てられたクサビに対してのボールキープもほとんどノーミス。
柏木は基本トップ下がオリジナルポジションだったと思うのですが
その枠にとどまらない献身的な動きで、攻守にわたって貢献していましたね。
そして、終盤1人少なくなってからの圧倒的劣勢の時間帯も
GK山本を中心に最後まで集中力を途切れさせず本当によく守ってました。
我々も、Jリーグプレビューショースタッフと総勢6人で見ていたのですが
終盤は悲鳴と絶叫の連続。正直、みんな試合終了時にはグッタリ。
でもそれくらい、見ている人は彼らの勝利への執念を
十分過ぎるほどに感じられたと思います。
懸念され続けていたこの代表も、3戦を終えて勝ち点7の首位。
ホーム2試合にサウジとのアウェイということを考えれば
望み得る最高レベルの勝ち点を手に入れることができたと言っていいでしょう。
次は、10月17日のアウェイ・カタール戦。
ここまで逆風を受け続けてきた五輪代表が、いよいよ本当の意味での
“絶対負けられない戦い”に突入していきます。
ああ、あと厳密には昨晩になりますが、
なでしこジャパンに触れないわけにはいかないでしょう。あちらも非常に苦しい戦い。
前半から、相手の10番うまいなあと思いながら見ていましたが
苦しい展開を何とか凌ぎ、宮間のFKで先制。
その後もピンチピンチの連続を必死に防いでいたものの
81分、83分と終盤にやはり10番の連続ゴールで逆転を許すと。
まるでU-17W杯・フランス戦のリプレイを見ているかのような展開に
昨日も一緒に見ていたＪプレスタッフ2人と、一気に沈み込みましたが
90分＋5分、本当にラストプレーで再び魅せた宮間のFK。
リプレイで見たら、蹴った瞬間、宮間は全身が宙に浮いていました。
まさに渾身のキック。魂、入ってました。感動したなあ。
アレを世界大会でやってしまう力強さ。本当に素晴らしかったです。
ほぼ24時間以内に観戦した、3つの日本代表のゲーム。
試合の持つ意味や、結果の持つ意味など三者三様でしたが
一つ言えるのは、「全部見られてよかったなあ」ということですかね。
写真は、日本文化のある意味象徴とも言うべき“城”の中でも
国宝に制定されている由緒正しい城の一つ、松本城。

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