試合前のFC東京原監督の表情は前節広島戦の大勝を受けていつもより柔らかな表情でした。試合は両チームとも前線からプレスを掛け合い目の離せないゲームとなりました。特に大久保、徳永の国見OBマッチアップは面白かったです。ゲームはFC東京が梶山、今野が頑張り中盤を制しサイド攻撃が機能します。しかし前半27分神戸はFKから河本がヘッドで決めて先制します。FC東京も前半終了間際にCKから今野がヘッドで決めて同点に追いつきます。（ただしこのCKはFC東京の選手にボールが当たってタッチラインを出たように記者席からは見えました。神戸にとってはアンラッキーなゴール）後半は完全なFC東京ペースとなります。神戸は前線からプレスをかけるのですがディフェンスラインが低いのでFC東京の中盤の選手達（梶山、栗沢、今野、福西）にボールが収まり起点を作らてしまいます。後半23分梶山のクサビのパスから赤嶺がポストとなりルーカスが冷静に流し込みます。そして後半36分赤嶺のクロスからルーカスがまたも決めてFC東京が3-1で勝ちました。神戸もレアンドロのシュートがゴールに結びついていればというシーンがありましたがFC東京のディフェンスがしっかり守りきりました。それとこの試合気になった事は神戸のサイドバックの上がりがまるで無かった事、FC東京の方は徳永、金沢が攻撃と良く絡んでいたのとは対照的でした。FC東京は茂庭が復調して今野が中盤でプレーするようになって勢いがようやく出て来ました。これからは期待出来ると思います。甲斐