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このブログについて
2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。
実はこの試合、今夜の五輪代表とまとめて書こうと思っていたんですけど、アレ見せられちゃあすぐに書きたくなっちゃいますよ。スイス相手にこんなスコアのゲームが予想できたでしょうか。3ー4ですよ、3ー4。7点中6点はセットプレーだったとはいえ、最後の最後まで非常に息をもつかせぬ展開になりましたね。前半はFoot!でもご紹介したことのあるマニャンの、ほとんどサイドバックとは思えない超オーバーラップに苦しめられた上、ニアサイドに綺麗なFKを決められてしまいましたし、不運なPKで2点を先制されてしまい、そこまで劣勢ではなかったもののワールドカップですら無失点に抑え切ったスイスが相手ですから、正直ちょっとキツイかなあと思いました。そんな中で迎えた後半は、序盤から松井の積極的な姿勢が目立ってるなあと思っていたら案の定、その松井がPKを獲得し、俊輔が決めて1点差。そして俊輔のFKから巻の力強いヘディングで同点。さらに巻が競り合いの中で倒されたPKを再び俊輔が決めて逆転と。得点パターンこそPK含むセットプレーでしたが、前へとドリブルで仕掛けていく姿勢や、中盤でボールを回しながら穴が空いたらそこを突こうとする意識などは、アジアカップから多くの人が抱いていたであろうイメージを払拭する、非常にアグレッシブなものがありました。運動量の面でも早めに交替カードを切ってきたスイスと比べても、日本の総和の方が勝っていたように感じます。まあ駒野や松井とのマッチアップでイライラしていたベーラミが、ある種この試合においてスイスのキープレイヤーでしたね。松井を倒したのも、巻に付ききれなかったのも、そして巻を引きずり倒したのも全部ベーラミ。彼は日本に対して、今後嫌なイメージを持ち続けることでしょう。また交替選手がここまで当たった試合も、オシムジャパンでは初めてではないでしょうか。矢野は、試合後のインタビューでも話していましたが、交替直後のCKで完全にジュルーに振り切られていましたから、最後の決勝ゴールは借りを返した格好になりましたね。あの4点目のシーンも、投入直後から前への姿勢をいい形で見せていた山岸のクロスを、これまた入ったばかりの中村憲剛がふかさずしっかり抑えたシュートを放ったことで生まれましたから、今日は色々な要素がうまい方向に結実した形になってくれたと思います。そして何より終了のホイッスルが鳴るまで、ドキドキしながら見ることができましたから、そういうスペクタクルなゲームをこのチームがスイス相手に見せてくれたことが何より嬉しいですね。いやあ、遅くまで起きててよかったですわ。写真は災難だったベーラミ君。 AD土屋
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