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2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。

その他の試合 2007年09月17日

高円宮杯1次ラウンド 札幌Uー18×G大阪ユース@西が丘

foot!
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今年もやってきました。クラブユースと高校がいっぺんに見られるお得な大会、高円宮杯。今日のお目当ては、優勝候補の一角との評判も高いG大阪ユース。特にトップチームの安田理大の弟、キャプテンの安田晃大(高3・G大阪JY)と、中学3年生ながらもはやチームに欠かせないレギュラーとなっている宇佐美貴史(G大阪JY)のプレーを楽しみに、西が丘まで足を運んだというわけです。G大阪ユースのシステムは、トップと同じ4ー4ー2。中盤の構成もダブルボランチにワイドがオフェンシブ。右を担当する池亮磨(高3・G大阪JY)は典型的なサイドアタッカーでしたが、左の宇佐美は完全なプレーメイカー。遠藤、二川と似通った役割を担います。ただ、ここまでの2試合を10得点無失点で連勝しているため、レギュラーと目されているメンバーを半分近く入れ替えていたようですね。それでもやはり試合が始まると主導権を握ってました。個人的なG大阪ユースの印象は、"人はそんなに動かないけどボールは動くサッカー"。高い技術をベースに、サイドにもボール振れるし、中央からも崩せるし、という感じですかね。確かに中盤より後ろの選手たちは、割り当てられたゾーンでキッチリプレーするといったように見えるのですが、ツートップはかなり左右にも動くし、引いて受けたりもするのでDFからしたら厄介でしょう。中でも韓国でのUー17W杯に出場していた大塚翔平(高2・G大阪JY)はよく動いてました。さて試合はG大阪の攻撃を札幌が粘り強く止めていく展開。でも少しG大阪からは流しているような印象を受けます。後半も似たような流れの中、59分におそらく副審への暴言で、池が一発レッドを受けて退場に。これで試合は面白くなるかなと思ったのですが、4分後にシステム変更から4ー4ー1の右中盤へずれた大塚が、その右サイドから30m近いミドルを突き刺してG大阪が先制しちゃいました。札幌も左利きの高1中盤コンビ、古田寛幸(札幌Uー15)と佐藤明生(苫小牧東中)を中心に反撃を試みますが、10人とはとても思えないG大阪の冷静な試合運びの前にゴールは遠く、ロスタイムの横野純貴(ユニオンJY)のヘディングもわずかに外れ、タイムアップ。G大阪が確実に勝ち点3を積み重ね、首位で決勝トーナメント進出を決めました。まあ1試合見ただけでも、G大阪のポテンシャルは感じられましたが、おそらく今日はかなり一端にしか過ぎなかったのでしょう。メンバー、コンディション共に万全に近いチーム状態の時に、また見に行きたいと思います。写真はいまや夏の風物詩、給水タイム。だって今日は超暑かったっすから。日焼け痛過ぎ。   AD土屋




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