以前にちょっと予告していました、倉敷さんと行く北欧紀行。
そろそろ少しずつ始めてみようかなと考えましてキーボードを叩いた次第で。
まあ不定期に徒然なるままに書き連ねて参ろうかと思っておりますので
気長にユル〜く読んでいただければ幸いです。
さて、1回目はやはり出発するまでのアレコレを書いておかねばなりません。
そもそもこの北欧ロケ自体は、先シーズンも終わらんとしている頃、
つまり今年の6月くらいには構想が出始めてたんですね。
基本、Foot！のロケっていうのは構想から敢行までそんなに時間かかんないんです。
特に亘・石神コンビなんかは、ロケ場所が決まって翌週にはもう飛び立つ
なんてのもザラっちゅうくらい、まあ良く捉えればフットワークが軽いとも言えるし
悪く、いや、普通に捉えれば無計画…　な感じなんですよ。
そんな中、実際飛び立つまでに2カ月くらいを経てのいわば長期構想ロケ。
こういう場合って人間、「じゃあ時間があるからキッチリ調べよう！」って風には
やっぱりならないもんじゃないですか。「まだ2カ月もあるじゃん」っていう。
そして行く場所も北欧という、あまりにも渋い、渋過ぎるチョイスだったので
正直なかなか実感が湧かないままに「随分先の事だなあ〜」なんて
J2行ったり、JFL行ったり、ブログ書いたりしてたんですねえ。
で、気付くともう7月も中旬になり、さすがにちょっとやらなあかんなと
フィンランドやらスウェーデンやらをリサーチし始めた訳です。
そうしたら、知らなかったことが出てくる出てくる！
まず、スウェーデンの通貨がユーロじゃないことをそこで知りました。
つーか北欧はフィンランドだけがユーロで、あとはみんな違う通貨なんですね。
しかもデンマークとノルウェーは“クローネ”で、スウェーデンは“クローナ”、
そして各国の通貨に互換性はないと。なんなんでしょう、このややこしさ。
まあ他にも色々ありましたが、一番厄介だったのはやはり言語の壁。
例えばリトマネンのルーツを探るという一大テーマがありましたから、
色々なサイトを見て調べる訳です。で、ちょっと調べてる対象が核心に近づいてきて
「よし、もうワンクリック」ってワクワクしながらクリックすると出てくるのが
“hyökkäävänä”とか“syöttötaidostaan”とか“rangaistuspotkukilpailun”。
そんなもんわかるかっちゅう話ですよ。で、振り出しに戻ると。
こんなんが何回もありました。勿論スウェーデンモロモロを調べていても
“hälsotillstånd”やら“amatörbestämmelserna”やら“förstemålvakt”。
つくづく同じ人間でも使う言語にはエライ違いがあることを痛感しましたね。
やっぱ日本の漢字を見た北欧の人たちもおんなじ様な事考えるのかなあ。
ちなみに、なんとこの7月中旬の時点で既にリトマネンインタビューは
場所のみならず、日時まで決まってたんです。ちゃんとしてますよ、ヤリは。
（まあ実際はご存知の通り、1日遅れたんですけどね…）
そして実は、もう一人インタビューが決まりかけていた大物スウェーデン人が
いたんですけど、ちょっと雲行きが怪しくなり始めちゃったんです。
そこで、一応サッカーマニアを自認している私が急遽取材対象として推薦したのが
後に料理の才能を遺憾なくカミングアウトしてくれるイシザキ君でした。
つまり、ぶっちゃけイシザキ君インタビューは
相当“偶然の産物（私のお手柄の意）”だったんですねえ。
でも結果的に視聴者の皆さんも含めて我々はイシザキ君のいいヤツっぷりを
目の当たりにしますし、これも偶然ですがエルフスボリのゲームを
JSPORTSが放送しちゃったりもしましたからトータルで本当ラッキーでした。
まあ第1回目はこんな所で終了ということで。
次回は、いよいよ北欧の地に降り立った我々を待ち受けていたものとは…
みたいな話を考えております。
写真はコペンハーゲンの空港にあったセキュリティシステム。
アレ、日本にもこんな名前の会社あるなと思ったもののよく見たら…

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