夏休みも終わりに近づき暑さも気持ちゆるんだ土曜日、埼玉スタジアムで前節首位にたった浦和とFC東京のゲームを観戦しました。原監督は試合前「浦和には攻めるしか無い」と語ったように序盤から両チームとも積極的に攻め合う好ゲームとなりました。先制点は前半33分FC東京、浦和の隙をつきルーカスのパスからリチェーリがシュート、こぼれた所を赤嶺が押し込みます。すると浦和がスイッチIN前半36分に平川のパスから田中達也が決めて同点、続いて39分にもポンテのサイドチェンジから平川のクロス、堀之内が飛びこんで逆転します。この場面ポンテの素晴らしいサイドチェンジとゴール前に詰めていたのがDF堀之内、闘莉王だったが印象的でした。浦和は後16分にも田中達也と今野が交錯している間にポンテが決めて3対1とします。FC東京も後半26分梶山のFKから今野が触って3-2追い上げます。FC東京は平山、栗沢、福西投入して攻めますが浦和が守りきって3-2で勝利。首位ガッチリキープしました。浦和はエースワシントンの不在をまったく感じさせない見事な勝利だった思います。ゴール前での集中力と展開力は素晴らしいかったです。対するFC東京は４連敗。これでまた降格争いの中に入ってしまいましたが前節の柏戦から内容は良くなっているので心配は無いとは思います。茂庭がDFに戻り、今野をボランチに上げるシステムが早く見たいところです。しかしFC東京がナビスコカップに優勝したころは浦和対FC東京が日本のクラシコになるのではと思っていましたがちょっとチームとして差がついてしまったなと感じさせられるゲームでした。甲斐