日本は不動のスタメンでしたね。序盤は、サウジがあまり前に出てこなかったこともあり、ボールポゼッション率も高く危なげない展開でした。しかし、FKのこぼれ球から先制されるも「またすぐ追いついたりして…。」なんて気持ちで見てたら、見事にCKからの中澤のゴールですぐ同点に。失点直後の同点劇は、もはや見慣れた光景になりましたねぇ。でもさすがにサウジは、前半での逆転は許してくれませんでした。そして後半は開始早々に失点。「これはヤバい。もうそんなうまくは行かないだろう。やっぱり。」と思い始めた頃の阿部のゴールでまた同点。が、神がかりを信じたのも束の間、サウジもすぐにヤセルの個人技で逆転すると、その後は、攻め込むが攻めきれない日本、カウンターと時間稼ぎのサウジ、というアジア的な展開で試合終了。終盤こそ何本かありましたが、遠藤も俊輔も憲剛もシュート力のある選手なので、この試合に限らず、もっと積極的にミドルを狙って欲しかったなと。巻も体を張ったプレーは評価しますが、やはりもっとゴールに絡むプレーに顔を出してもらわないと。あと、悉く跳ね返される両サイドバックのクロスの精度とか、他にも言いたい事は山ほどありますが、今に始まったことじゃないし、整理できていないのでこの辺で。でも、川口と中澤は『アジアカップ男、ここにあり！』という活躍でしたね。決勝の相手はイラクだったのでチャンスだと思ってたんですけどね。これで3位決定戦での日韓戦ですか…。盛り上がりも微妙ですね…。奇しくも、決勝戦は『ガルフカップ』で、3位決定戦は『東アジア選手権』になっちゃいましたねぇ…。まぁ『勝って終われるチャンスが来た』と思いましょう。そして、出場するであろうフレッシュなメンバーに期待しましょう。画像は全く関係なく、U-20W杯のアルゼンチン優勝を祝して、FWピアッティの所属するエストゥディアンテスの試合から。日本もアルゼンチンも、もっとA代表が頑張らないと。　 石神