U-20W杯が佳境ですが、もうすぐU-17W杯も始まります。
僕は若者の大会といえば、今回のU-20日本代表も参加していて
何年か前には、Ｊスポーツでもオフシーズンの風物詩的に放送していた
ほのぼのとした南仏が舞台のトゥーロン国際大会が思い出されます。
トゥーロンにも錚々たる選手たちが参加していたんです。
そこで主な選手をざっくりと紹介してみたいと思います。

●1991年大会　ジダン、バルテズ(FRA)、シアラー(ENG)
●1992年大会　テュラム(FRA)、ルイ・コスタ(POR)
●1994年大会　ピレス(FRA)、ファウラー(ENG)
●1996年大会　ジュリ(FRA)、ベッカム(ENG)、ヌーノ・ゴメス(POR)、
　　　　　　　　　　マカーイ、ファンブロンクホルスト(NED)、
　　　　　　　　　　アイマール、カンビアッソ(ARG)
●1997年大会　アンリ、トレゼゲ、アネルカ、サニョール(FRA)、
　　　　　　　　　　ファンボメル(NED)、ヤンクロフスキ(CZE)
●1998年大会　リカルド・カルバーリョ(POR)、ランパード(ENG)、
　　　　　　　　　　サムエル、リケルメ(ARG)
●1999年大会　カカ(BRA)
●2000年大会　カッサーノ(ITA)、マルケス(MEX)
●2001年大会　ジブリル・シセ、メクセス(FRA)、ポスティガ(POR)
●2002年大会　アドリアーノ(BRA)、ヒツルスペルガー(GER)
●2003年大会　クリスティアーノ・ロナウド、ウーゴ・アウメイダ(POR)、
　　　　　　　　　　マスチェラーノ(ARG)
●2004年大会　マブバ、フラミニ、クリシー(FRA)、ファルカオ・ガルシア(COL)

登録だけされて試合に出なかった選手もいたようですが
ざっと有名どころを挙げればこんな感じです。結構スゴイ。
個人的に衝撃を受けたのは、2003年大会のクリスティアーノ・ロナウドと
大会MVPのマスチェラーノ。2人とも当時18、9歳と一際若かったのに
他の選手とは完全に格が違いましたね。今や2人ともフル代表の中心選手です。

ちなみに、トゥーロン国際大会の参加国は招待で
体制こそ変わってますが、今年で35回目と歴史のある大会です。
くくりは、U-21ですが欧州は同時期にU-21欧州選手権をやっていたりするので
各国ともBチームだったり、下の世代が出てくる傾向にありました。
まぁその中にも必ず発見はあるわけです。
日本も招待ですが2000年大会からの出場を続けていて
2002年大会では3位の好成績を残しています。
その時の主な日本代表メンバーは、
茂庭照幸、駒野友一、鈴木啓太、阿部勇樹、森崎和幸、山瀬功治、
石川直宏、茂原岳人、田中達也、松井大輔などでした。
この世代のさらなる飛躍を期待したいですね。
画像は2004年大会の公式ガイド。表紙は成岡翔とクリスティアーノ・ロナウド。

石神