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このブログについて
2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。
Foot!がオフシーズンなのをいいことに私はJ2やJFLなどを
完全に趣味の範疇で精力的に見てまわっている訳ですが
さらにその下の地域リーグもJFL入り、そしてその先にあるJリーグ入りを
狙って各地で熱戦が繰り広げられているんです。
なお、今年はJリーグの準加盟申請を受理されたJFLのクラブが4つあるので
場合によってはかなりのチーム数がJFL昇格を果たす可能性のある当たり年。
11月23日から12月2日まで行われる全国地域リーグ決勝大会を目指して戦う
各地の状況を簡単にご紹介しておきましょう。
(北海道・決勝大会出場枠は1)
8チームによる総当り2回戦制。現在8節まで消化しており
首位は3連覇中のノルブリッツ北海道FC。8戦全勝で39得点6失点と他を圧倒。
(東北・決勝大会出場枠は2)
8チームによる総当り2回戦制。現在9節まで消化(一部はまだ未消化)しており
首位はグルージャ盛岡(岩手)。ここも9戦全勝37得点5失点と驚異的な独走。
2位はNECトーキン(宮城)で3位はFCプリメーロ(福島)となっている。
なお、グルージャ盛岡のスーパーバイザーはメキシコ五輪主将の八重樫茂生氏。
(関東・決勝大会出場枠は1)
8チームによる総当り2回戦制。現在後期4節まで消化しており
首位はFC町田ゼルビア(東京)。10勝1分けながら、2位の日立栃木ウーヴァSCに
10ポイントの差を付けている。スーパーバイザーは「セルジオさん!」で
お馴染みの川添孝一氏。津田和樹や酒井良、谷川烈など元Jリーガーも多数在籍。
ちなみに日立栃木の“ウーヴァ”とはポルトガル語で「葡萄」の意。
※7月25日追記:FC町田ゼルビア優勝決めてましたね。失礼致しました。
(東海・決勝大会出場枠は2)
8チームによる総当り2回戦制。消化試合数はチームによってまちまちだが
首位は静岡FC。8戦全勝25得点2失点で2位以内はほぼ確定的。
テクニカルディレクターは勿論三浦泰年氏。監督は桜を解任された藤川孝幸氏。
元Jリーガーは清野智秋、吉本淳、下司隆士、河村優などが在籍。
2位は矢崎バレンテ(静岡)、3位は藤枝市役所(静岡)と上位3位は王国が独占。
(北信越・決勝大会出場枠は1)
8チームによる総当り2回戦制。残るは1試合のみで数字上は3チームに
優勝の可能性が残るが、実質は1位の松本山雅FC(長野)か
2位のJAPANサッカー・カレッジ(新潟)の2チームに絞られている。
なお、7月22日に最終節としてこの2強の直接対決が予定されていたが
16日に発生した「新潟県中越沖地震」により9月9日に延期となった。
なお、松本山雅の監督は元ガンバ大阪の辛島啓珠氏。
また、JSCのGKは千葉からレンタル中の黒河貴矢。
(関西・決勝大会出場枠は1)
8チームによる総当り2回戦制。全日程を消化し、優勝チームが決定。
バンディオンセ神戸(兵庫)が決勝大会進出を決めている。
監督は昨年まで徳島ヴォルティスを率いていた田中真二氏。
元Jリーガーは10人以上いるので割愛。
(中国・決勝大会出場枠は2)
8チームによる総当り2回戦制の後、上位4チームと下位4チームでプレーオフ。
ここも消化試合数はチームによってまちまちだが
首位はファジアーノ岡山。13戦全勝75得点3失点。ウイイレかよ。
監督は前ザスパ草津監督の手塚聡氏。なお東京Vからのレンタル選手が多い。
2位はFCセントラル中国(島根)、3位は佐川急便中国(広島)、
4位はレノファ山口FC。つまり、残り1枠をこの3チームで争う構図だが
消化試合数から言って2位もFCセントラル中国で決まり。
でもプレーオフですけど。
気になる“レノファ”とは、「renovation(維新)」の頭文字レノと
「fight(戦う)」や「fine(元気)」のファを合わせたものとのこと。
(四国・決勝大会出場枠は1)
8チームによる総当り2回戦制。現在ほぼ11節まで消化(一部はまだ未消化)しており
首位はカマタマーレ讃岐(香川)、同勝ち点の2位が徳島ヴォルティス・アマチュア。
それに続くのが2001年から5連覇を経験している南国高知FC。
カマタマーレとは釜玉うどんとイタリア語で海を意味する「マーレ (Mare)」を合わせた
造語であることは有名(?)。
(九州・決勝大会出場枠は2)
11チームによる総当り2回戦制。通称はKyuリーグ。
なおこのリーグ特有のレギュレーションとして、
90分終了時で決着がつかない場合はPK戦があり、その勝者に勝ち点2、
敗者も勝ち点1を獲得できる、地域リーグでは珍しい方式を採用している。
現在16週まで消化しており、首位はニューウェーブ北九州(福岡)。
2位はホンダロック(宮崎)、3位はV・ファーレン長崎、4位は新日鐵大分。
おそらくこの4チームから2チームの勝ち抜けが濃厚。
ニューウェーブ北九州の監督は与那城ジョージ氏。
藤吉信次、小野信義、桑原裕義、水原大樹が在籍している。
ちなみにV・ファーレンはヴイ・ファーレンではなく“ヴィ・ファーレン”なのでご注意を。
お近くでの開催ゲームがあった際には、是非。
写真は、昨年JFLへの昇格を決めたFC岐阜サポーター。
天皇杯で群馬までこんな数の人たちが応援に来てました。
AD土屋
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