スウェーデンより土屋です。今日で滞在も早5日目となりました。さすがにこれだけこっちに居れば、いわゆる観光スポットは結構回りましたし、実はスウェーデン国外にも足を伸ばしてます。やはりそこは森と湖の地方だけあっていい写真もかなり撮れてるんですけど、それでもこの写真を掲載しようと、いや、掲載しなくてはいけないという焦燥感にかられてしまった顛末が今回のお話です。撮影場所はカルマルというガラス細工で有名な都市。そこには明らかに歴史を感じさせる古城が聳えたっていました。聞けば創建されたのはおよそ800年前とのこと。煉瓦で建造された城郭。眼下に望むのはバルト海。休暇を楽しむブロンズの子供たち。何を撮ってもまるでそのまま絵葉書になりそうなロケーションに、ブログの構想も道後温泉のように次から次へと湧き出て来ます。ただ勿論メインはVTRの撮影。そちらもしっかりこなし、いよいよかの地を後にしようと出口に向かった時、その邂逅はやってきたのです。最初は何気なく通り過ぎるはずだったその場所に先に行っていたはずの〇〇さんたちが。そして〇〇さんは私にこう言いました。「マサシ、見て御覧よ。石神がいるよ。」　「あっ！」　思わず私は嘆息し、その場に立ちすくんでしまいました。視界に飛び込んできたのは"ドラえもん　のび太の魔界大冒険"を想起させるような石神さんに酷似した石像。我々の上司である田口Pお墨付きのそれが、この写真という訳です。まさかスウェーデンで画伯のルーツを知ることになろうとは…　彼のルーツは勇猛果敢で知られる"Viking"だったんですね。もしかしたら今回の北欧ロケは、それを我々に教えるために導かれたものだったのかもしれません。わざわざスウェーデンから長くてくだらない内輪話でごめんなさい。明日はちゃんとやります…　まあでもマジで似てますわ。 　AD土屋