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2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。

Jリーグ 2007年07月15日

ナビスコ準々決勝2ndーLeg 川崎×甲府@国立

foot!
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1stーLegは、ロスタイムに生まれた須藤のハットトリックとなる決勝ゴールで3ー2と甲府が先勝。間違いなく激戦が予想された国立での2ndーLegも、やはり壮絶なゲームになりました。1点を追う形でこの試合を迎えた川崎は、何とスタートから4ー3ー3の布陣。中盤は原田と落合のボランチに谷口がトップ下に入る構成で、3トップは右からチョン・テセ、ジュニーニョ、久木野。かなり相手を意識した入り方をしてきました。しかし先制はいつも通りの4ー3ー3を敷いた甲府。12分、宇留野が森からボールを奪い中央へ。須藤が右スミへ丁寧に蹴り込むと、ポストを叩いてゴール。2戦合計で2点差を付けます。ペース自体は悪くなかった川崎は失点後も、「谷口がかなり前に出てきたことでマークがやや混乱した」(甲府・大木監督)甲府を攻め立て、29分にはジュニーニョ、チョン・テセと繋ぎ最後はその谷口。相手GKが一瞬躊躇した隙を見逃さず、二アサイドに流し込みトータルを1点差に詰めました。後半は甲府が開始から、負傷のために井上に替えて林を投入。すると、前半は停滞していたボールの流れがスムーズに動き始め、48分、52分、54分と決定機を創出します。しかし次のゴールも川崎。64分、原田のCKを寺田がヘッド、GKもよく反応しましたが、こぼれ球に谷口が頭から飛び込む執念のゴール。今度はアウェイゴールで川崎がリードします。それでも諦めない甲府は74分、藤田のCKに池端。GK相澤が弾くと、そこにいたのは須藤。1度目のシュートは再び相澤が防ぎましたが、さらに須藤がプッシュ。2ー2、トータル4ー5に。2試合で5発、須藤恐るべし。これでいよいよ追い込まれた川崎でしたが、タイトルへの執念は衰えませんでした。88分、井川が右サイドを独走、グラウンダーの折り返しにニアで合わせたのはチョン・テセ。3ー2、トータル5ー5。唯一の条件を満たした試合は、30分の延長へと突入しました。共に90分で交替枠を使い果たし、文字通り総力戦となった中、102分に川崎は大橋のFKがクロスバー直撃。109分の甲府は石原のパスを受けた杉山がフリーでシュートを放つもバーの上。そしてもうどんなことも起こり得そうな流れに終止符を打ったのは、関塚監督が送り込んだ途中出場の2人だったのです。時間は113分。中央でボールを持った大橋がタテへ柔らかいスルーパス。黒津がワントラップしてから左足を振り抜くと、ボールは豪快にネットへ突き刺さり、6ー5。川崎から見てトータルスコアで2試合通じて初めて奪ったリードがファイナルスコア。壮絶な激闘は、「何としても上に行くんだという気持ちが入ったゲームをやってくれた」と関塚監督も称賛した川崎が制しました。もはや内容云々を超えた凄まじいゲームでした。敗れた甲府も、強豪川崎相手に一歩も引かず、堂々と打ち合う姿は感動的ですらあり、勝利した川崎は、今年こそ優勝をという想いがひしひしと伝わってくる同点劇、そして逆転劇だったと思います。ナビスコ史上に残るであろう好ゲームでした。   AD土屋




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