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このブログについて
2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。
いまだ鮮明な記憶は色褪せない2006年10月28日、J2第47節。日立台で負った2点のビハインドをたった数分で跳ね返し、横浜FCが優勝への流れを決定的に手繰り寄せたあの日以来約8ヵ月ぶりの再戦は、両チームが対照的な立場で迎えることになりました。優勝で昇格したホームチームは、昨季圧倒的な安定感を誇っていた守備陣が崩壊。17位とは勝ち点4差の最下位と苦しい戦いが続きます。一方、最終節で2位昇格を決めたアウェイチームは、昨季不安定だった守備陣が変貌を遂げ、今季ここまでリーグ最少の12失点。ここ5戦は勝ちがないものの、一躍前半戦にビッグサプライズを巻き起こす存在に。そして今日も特に前半は現状がそのまま試合展開に現れてしまいます。35分くらいまでは共にほとんど流れの中からチャンスを作れません。しかし、ハーフタイムを告げるホイッスルが鳴った時点でのスコアは0ー3で柏がリード。では決してリズムを掴んだ訳ではない柏がなぜ3点も奪えたのかというと、それは横浜FCが失点に直結する簡単なミスを3回犯してしまったからでした。38分、山口が菅沼からボールを奪った直後に、エリア内で早川がその菅沼にボールを奪われてしまい、そのまま折り返され李が押し込み1点目。43分、谷澤が左サイドでラインを割りそうなボールをキープ。慌てた太田が一発で飛び込み、軽くかわされ上げられたクロスを佐藤が合わせて2点目。そしてロスタイム、山口が中盤中央でマルセイユルーレット失敗。ここから受けたカウンターで李に決められ3点目。すべてミスが基点となってしまった連続失点。今の横浜FCにとってあまりにも重いビハインドを抱えてしまいました。さて、逆に相手のミスをキッチリ3度生かした柏は、後半になると両SBも高い位置にまで進出し、最近見られなかった次から次へと人が人を追い越す連動性にあふれた攻撃を連発。久々に序盤戦の勢いを取り戻したと言える時間帯を見せてくれました。ただ58分、難波にサイドをぶっちぎられ、山田のボレーで1点を返されると流れは一変。67分には奥の退場で数的有利を得ながらも、ラインが下がってしまいセカンドボールも拾われ、劣勢が続きます。高木監督が山田を最前線に上げて3ー3ー3気味の布陣でスクランブルに出るとさらに押し込まれ、とうとう83分には滝澤のクロスを難波が頭でねじ込み1点差に。三ツ沢の観衆も前回対戦時の経緯を知っている人が多いだけに、再現やそれ以上を期待した横浜サポーターも多かったことでしょう。しかし86分、次の1点を決めたのはその4分前に投入された、柏の切り札・ドゥンビア。カウンターに反応するとGKまでかわしてゴール。ヒヤヒヤさせられたゲームに終止符を打ちました。一筋縄ではいかなかった今回の勝利ですが、6試合ぶりに勝ち点3を手にしたということが柏にとっては何より重要なことでしょう。しかも水曜にダメージの大きい負け方をしていただけに、これを払拭する意味でも貴重な結果を得られました。これで17試合、一通り全チームとの対戦が終わった時点で勝ち点は26。シーズン前にクラブとして掲げた目標まではあと19ポイント。J1残留もだいぶ見えてきましたね。 AD土屋
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