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このブログについて
2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。
僕はどこの国に行っても結構馴染んでしまい
実際、海外で危険な目に遭った経験が皆無なので、あまり説得力はないのですが
南米と言うと、どうしても「危ない」「こわい」というイメージがありますよね。
まぁ事実、どこの国にも「危険な地域」という場所はあるわけですけど。
そんなデンジャラスな南米のイメージを少しでも払拭すべく
僕がブラジルで体験した心温まるエピソードをひとつ。
あれは4年前、藤原さんとのブラジルロケでの出来事でした。
1日の取材も終わり、夕食でも食べようとタクシーでお店へ移動しました。
ごく普通にタクシーを降り、お店に入り、オーダーをし、結構な時間が流れました。
すると、どこかで見たことある人がこちらに向かって来るではありませんか。
その人は、さっき僕らが降りたタクシーの運転手さんだったのです。
理由を聞いてみると、「後部座席に忘れ物があった。」とのこと。
機材はしっかりと持っていたし、全く思い当たるフシはありませんでした。
その忘れ物とは、僕のポケットから落ちたと思われる『目薬』だったのです。
ただの『目薬』。運転手さん曰く、「たぶん君だと思ったんだよ。
何か高級な香水とかだったらどうしようかと思って
降りた店を思い出して急いで戻って届けに来たんだ。」と。
降車してからかなり時間も経っていたのに
貴重品ならまだしも、たかが『目薬』を届けてくれたんです。感動しましたよ。ホント。
何かお礼をせねばと「一緒に食べませんか?」と誘ったところ
運転手さんは「まだ仕事があるから。」とそそくさとお店を後にしたのでした。
僕にはその後姿は、まるで後光が差しているかのように見えました。
その国で自分が経験したことによって、
その国の印象って人それぞれでだいぶ違ってきますよね。
少なくとも僕には、南米は良いところみたいです。食べ物もウマイし。遠いけど・・・。
写真は、リオのコルコバードの丘からの風景。
石神
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