昨年の10月に1度やってみた、欧州各国の2部リーグはどうなってるんでしょうというこの企画。そろそろ各国佳境を迎えつつあるので、ここらで一発やっておきましょうかねえ。
最初はイタリア・セリエB。
1位と2位は自動昇格、3〜6位はプレーオフというのがレギュレーションです。
現状、全42節中32節まで消化した段階で1位は58ptsのユベントス。しかも1試合未消化の上、11ptsはペナルティで引かれててこの強さ。まあ当然ちゃあ当然ですが。2位はジェノアで52pts。3位にリミニ、ナポリ、ボローニャ、ピアチェンツァが50ptsで並んでますが、ナポリだけが第31節未消化チーム。ただしユーベ戦です。その下になると7位マントヴァが48ptsで、8位チェゼーナが42ptsなので昇格争いは実質上位７チームに絞られてきたかなと。得点ランクトップは、15点で堂々デルピエロ。続いて14点でボローニャのベルッチ、12点でチェゼーナのワイゴ、ちなみにトレゼゲは9点、ネドベドは8点をそれぞれマークしています。
お次はイングランド・チャンピオンシップ。レギュレーションはセリエBとまったく一緒です。
こちらは日程消化が早く、既に残り試合はたったの6。首位はダービーで76pts、2位バーミンガム74pts、3位サンダーランド73ptsと、この3チームが現状では自動昇格枠内。これに続くのが、68ptsのプレストン、67ptsのウエストブロム、66ptsのウォルバーハンプトンで、ここまでがプレーオフ圏内ですね。ただその下も、63ptsでサウサンプトンとカーディフ・シティが追走、61ptsのストーク・シティ、59ptsのコルチェスターUくらいまでは可能性ありそうです。なお、バーミンガムとプレストンは1試合未消化試合が残されています。得点ランクは、カーディフ・シティのチョプラが21点でトップ。2位はウエストブロムのセネガル代表カマラで19点、以下、サウサンプトンのポーランド代表ラシャク、ノリッチのウェールズ代表アーンショウが続いていますねえ。そしてFoot！でも東本さんのスコットランド講座でご紹介した、フォルカークでゴール量産してサンダーランドに移籍したストークスなんですが残念ながらいまだリーグ戦1ゴール…　うーん、大丈夫かなあ。なお、リーズは現在3部への降格圏彷徨い中。ちょっと頑張ってよ〜〜
スペイン・セグンダにも勿論触れます。
ここはゴチャゴチャ言わずに、上位3チームが自動昇格。全42節中31節消化時点で首位は68ptsのバジャドリー。2位はアルメリアですが58ptsと、既に10ptsの差がついてるんです。3位はムルシアで57pts。と、ここまで見てみると正直、ちょっとコレで決まりかけてるかなと。というのも4位のシウダー・デ・ムルシアが48ptsと、ここも結構開いてるんです。5位シェレスと6位ヌマンシアが47ptsでそれ以下も結構ダンゴなんですがちょっと昇格は現実味に欠けるかなという雰囲気が漂ってきてます。得点ランクトップは、ラス・パルマスのマルコス・マルケスというちょっとフザケた名前のアタッカンテ。2位で13ゴールのジョレンテ、3位で12ゴールの、城彰二のアミーゴとしても知られるビクトルは共にバジャドリー。そしてヌマンシアの福田健二は７点で23位と健闘してますよ！
なお、フランス・リーグドゥは1位メツで64pts、2位カーンが59ts、3位ストラスブールが1試合未消化の54ptsでここまでが昇格圏内。ちなみにグルノーブルは39ptsの11位と昇格はほぼ絶望的です。
ドイツ・ブンデス2部は、首位カールスルーエ57pts、2位ハンザ・ロストック51pts、3位デュイスブルク46ptsが昇格圏内。降格組のラウテルンは6位、ケルンは9位です。
いやあ、今日は仕事したっていう実感があったなあ。
長くてすみません。写真はドン・バロン別冊スペイン3部4部名鑑。
身内ネタに近いモノがありますな。

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