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2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。

Jリーグ 2007年04月25日

J2第11節 東京V×徳島@味スタ

foot!
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開幕直後の勢いが完全に失速した東京Vが、引き分けと負けを交互に4セット繰り返して8戦勝ちなしの徳島をホームに迎えた一戦は、「何にもできなかった。ビックリした」とラモス監督も驚く展開となり、アウェイ徳島が0ー3で開幕戦以来の白星を完勝で飾りました。先制点が生まれたのは11分、右サイドからのこぼれ球を「チャンスだという鼻が利いて」(徳島・今井監督)思い切りよく上がってきた左SBの青葉が拾ってそのままシュートを放つと、ボールは昨オフ戦力外通告を受けた古巣のゴールに突き刺さります。22分にもGK島津からのフィードを起点にクレベルソンが来日初ゴール、早くも2点のリードを奪いました。「中から中から中から、マラドーナじゃないんだから」(ラモス監督)という東京Vは、攻撃に連動性を欠き、フリーランニングが少ない上にみんな中央で受けたがるため完全なノッキング状態。名波は14分で負傷退場、頼みのフッキもボールを持ち過ぎては奪われるという悪循環で45分を浪費しました。選手交替に活路を見い出そうと後半開始から永井を投入しますが、退いたのは名波と交替した佐藤。60分には金澤と平本をスイッチ、4ー3ー3にシフトしたものの、さらに人が中央へと集中しシュートすら打てず、とうまく行きません。そして87分、「柱谷(コーチ)に「3点目入るんじゃないか」と言ったら入った。言わなきゃよかったな」とラモス監督も後悔するダメ押し点を羽地に奪われ万事休す、悪夢の5連敗を喫してしまいました。徳島も今井監督が「ウチとしてはやりたいサッカー、しっかり守って手数をかけないで攻める形が90分間できた」と総括したように、終始ボールキープされながらよく集中して守り、少ない決定機を生かした会心の勝利であることは間違いないのですが、やはり東京Vの現状があまりにも…という印象は拭えません。試合終了後、ホームのゴール裏からの激しいブーイングを予想していたのですが、実際はかなり静かだったんです。しかし私には、東京Vサポーターがもはやブーイングをする気力もないくらい失望しているように映りました。  AD土屋




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