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2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。

Jリーグ 2007年04月22日

J1第7節 横浜FM×大分@日産

foot!
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「ビルドアップのスタート時点でミスが多くあり、空いているスペースも埋められず、普段見せられている(パフォーマンス)以下のゲーム内容になってしまった」と敗れた大分・シャムスカ監督が総括した通りのゲームで、横浜F・マリノスが5ー0という大差をつけて勝利しました。試合のキーはサイドにあったと思います。4ー4ー2の横浜は、中盤がボックス気味ながら攻撃的な2枚の吉田と山瀬幸宏はワイドに開く形を敷いています。3ー5ー2の大分は、3バックの2枚がツートップに付くため当然両ウイングバックが横浜のワイドの中盤を見ることになります。そしてこの日の大分が苦しめられたのは、田中隼磨と小宮山の両サイドバックが積極的に仕掛けるオーバーラップでした。つまり、右WBの高橋は一人で山瀬幸と小宮山をケアしなくてはならず、逆の根本も吉田と田中隼の対応に追われてしまったためにほとんど5バックになってしまいました。さらに横浜の中盤4枚が流動的だったため、混乱が深まった印象で、先制点は本来左にいた山瀬幸が右に来たことでマークに付き切れず、ミドルを決められるといった展開でした。加えて2点目と5点目はそれぞれ上本と深谷が自陣深くでクリアをカットされてそのまま決められるという、前述の"ビルドアップのスタート時点でミスが多くあり"の典型例。攻守に精彩を欠いた今日の大分にとって、この大敗は避けようがなかったですね。横浜は、2得点に直結したことからもわかる前線からの激しいプレスが90分間かかり続けたことは収穫でしょう。ナビスコも含めてほぼ固定メンバーで戦って来ていることが、戦術の浸透として形になってきているのではないでしょうか。「5得点はプレゼントだと思う」と横浜・早野監督は語っていましたが、今日のゲームに関してはそのくらいの点差が妥当だったと思います。  AD土屋




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