こんにちは。スペインロケをお手伝いしております、ノバジカの仲野美櫻です。
今週のFOOT!にて、この前ご一緒した幸谷さんのロケの続きを
OAするということで、再登場しました。今回はバレンシアのもう１つのクラブ、レバンテと
２部降格して先が見えないマラガを取材してきました。
なぜレバンテ？！と思われたと思いますが、レバンテの現監督、アベル・レシーノ氏は
実は幸谷さんがアトレティコのユース監督時代にAT.マドリーにいたそうです。
そんなご縁があったのと、２部降格を何としても免れるべく奮闘中の新鋭監督が
どんなサッカー理念を持って指揮されているのか伺ってきました。
レシーノ監督は今まで２部で指揮を取っており、攻撃的でなかなか定評のある監督でした。
レバンテでシーズン途中で１部監督デビューし、しかも１部残留と言う
責任重大な任務を課されましたが、果たして心境は？
ちなみに、このレバンテの練習場、バレンシア市から40キロ離れた
ブニョルと言う村にあります。
実はこの村、日本でも「世界一平和な戦争」として知られている、トマト祭りの村なんです！
レバンテの練習を見学した後、トマト祭りに参加する、なんてどうでしょう？
少々マニアックとは思いますが。毎年8月の最終週にお祭りがあるそうですから、
調度リーガ開幕とも重なって試合も観戦できるというお得な旅になります。
その為にはレバンテが残留しなければなりませんが…

そしてマラガでは昨年選手を引退し、その２日後にマラガの会長に就任したという、
フェルナンド・サンス氏を直撃してきました。彼は皆さんもご存知とは思いますが、
レアルマドリード元会長、ロレンソ・サンス氏の御曹司です。
実際にお会いしてみると、物腰がとても柔らかい、裕福な家に育った人特有の
おっとりとした雰囲気を持った方でした。果たしてサッカー選手から経営者への転身、
こんなおっとりとした彼がクラブの舵を取れるのかな？とちょっと心配にもなりました。
実際、お父さんのサンス会長はレアルマドリードを借金まみれにしてしまいましたが、
息子は同じく借金まみれのマラガを救うことができるのでしょうか？
マラガは取材当時まだ2月だったというのに、とても春麗らかなお天気でした。
シーサイドにあるオープンテラスのレストランで甲斐チーフ、幸谷さんと
ランチを食べたのですが、マラガ名物のイワシの炭火焼きがとても美味しかったです。
マラガにお越しの際は是非ビーチでのイワシランチをお薦めします。