フットボールカレンダー担当として、先週の放送で告知したからにはやはり見ておこうということでプリンスリーグ関東の開幕戦を見に小平へやってきました。カードはFC東京Uー18がホームに選手権ベスト16の桐光学園を迎える一戦です。ちょっと驚いたのは観客の数。仮設スタンドもあり、優に200人は来てたんじゃないかなあ。まあ保護者の方々が多かったんでしょうが、それでもなかなかの集客力です。さてゲームは、共に4ー4ー2を敷くものの、倉又・東京監督も言ってましたが桐光はかなりリトリートしてキッチリ守っていたので、前半はほとんど東京にチャンスはありませんでした。特に桐光のCBコンビ、鈴木翔太と村上巧(共に3年)はかなり強さも高さもありましたね。ただ後半は圧倒的に東京ペース。グラウンドを横いっぱいに使ったパス回しは、かなり訓練されている印象を受けました。その先にある、ワイドに入ってからの崩しは、きっとこれからトレーニングしてくんでしょうね。それでもレフティで攻撃的な中盤の大竹洋平(3年)やFW岡田翔平(3年)、途中投入された山崎侑輝(2年)を中心に何度か決定機を迎えましたが、スコアレスドローで試合は終わりました。桐光で目立っていたのは、右の中盤で使われていた本来はFWの大矢雄太(3年)。スピードある突破から東京守備陣を苦しめてましたよ。試合のレベル自体も高く、陽気もポカポカしていて見に行ってよかったです。なお、この後の市立船橋×三菱養和は、攻守に圧倒した市船が4対1で圧勝しました。市船も個々の技術が高く、攻め切れる感じで、昨年の選手権予選で見たチームよりいいサッカーをやってるように見えましたねえ。まあプリンスは全国各地でやってますし、パンフレットも充実してるのでサッカー好きの皆さんには非常にオススメです。選手権やインターハイの予習や、自分のクラブのトップに上がりそうな子のチェックなんかもできますしね。　　　AD土屋