本日のデルボスケ×幸谷さん対談、いかがだったでしょうか。
同じマドリードにある強豪クラブの下部組織指導者同士として
昔から親交があったという2人の話は非常に興味深いものでした。
今日は残念ながら放送し切れなかった対談の一部をこちらで
ご紹介したいと思います。

Q、マケレレの穴はいまだに塞がっていないのでは？
A、レアル・マドリーで長年に渡って素晴らしい業績を残した選手は何人もいます。
　　例えばレドンド、イエロもそうですし、おっしゃった通りマケレレが彼の
　　ポジションで残した業績は大きかったですね。中盤でのリーダーシップは
　　チームにとって大切でした。
Q、穴は塞がってないということですね？
A、今季クラブは彼の代わりになるような経験豊富なエメルソンを連れてきましたが
　　思ったようには結果が出せていないようですね。そして冬の移籍市場で
　　もっと若いガーゴを連れてきましたが、私が思うにはまだ彼は成長過程の選手で
　　これから伸びる選手だと思います。今が旬の選手ではないですね。

Q、レアル・マドリーでの最高の思い出はなんですか？
A、35年間、小さい時から監督を辞めるまでレアル・マドリーで働けた事が
　　一番の思い出ですが、どれか1つ挙げるとすればクラブが7つ目のCLを
　　勝ち獲った時です（97/98）。アムステルダムで32年ぶりにCLを勝ち獲った、
　　あの時が嬉しかったですね。私もその時アムステルダムまで行っていて
　　一ファンとして大いに盛り上がりました。そしてその後、責任は重大でしたが
　　8度目（99/00）、9度目（01/02）のCLを監督として勝ち獲ったこともいい思い出です。
　　他にも選手として5度のリーガ優勝、4回の国王杯獲得…　
　　でもやはり自分のレアル・マドリーでの軌跡が1番いい思い出です。

Q、カペッロは経験豊富ですが、正直デルボスケさんの方が
　　レアル・マドリーのようなクラブをまとめるのにはよいのではないですか？
A、どこのクラブのロッカールームも変わらないと思いますよ。
　　レアル・マドリーとアトレチコのそれは変わらないと思うし、
　　今のロッカールームと20年前のロッカールームも変わりません。
　　みんな若いし、サッカー選手が職業の“セレブ”と呼ばれる
　　青年たちで、彼らは“特別な社員”なんです。
　　私が知り合ってきた選手たちはみんないいスポーツマンでしたよ。
　　でも、ムカつく嫌な奴っていうのは、どんな職に就いてもいるわけでしょう(笑)

こんな感じです。いいオジサンだったようです。
来週も幸谷さんアワー。見所としては、今日はやや少なめだった“悩殺流し目”が
見られるでしょうか、っていうのが一つありますよね。

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