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このブログについて
2000年の番組開始から15年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。
2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。
1998年9月15日を最後に予期せぬ形で封印を余儀なくされて以来、9年の時を経て、横浜F・マリノスと横浜FCというチーム同士の新たな歴史のスタートとして帰ってきた横浜ダービー。試合前にはスタンドの半分が水色と白、半分がトリコロールのボードを掲げ、Fマリノスゴール裏からは紙吹雪も。独特の雰囲気が醸し出される中でキックオフを迎えました。この日がJ1復帰戦となるカズのミドルを皮切りに序盤から押し込んだのは横浜FC。すると7分、CKの流れから左クロスが中央に。小村が頭で折り返すと、それを受けた早川は飛び出したGKの頭上へとループ。ボールはワンバウンドすると緩やかにネットを揺らし、ホームチームが先制します。その後もやや共にボールが落ち着かない印象でしたが、最初の20分はFCペースで推移しました。しかし、そこからのポゼッションは圧倒的にFマリノス。29分に負傷のマルケスに代わって、Jリーグデビューとなる乾が投入されると、一層その様相は濃くなります。ただ、そこは堅守でJ2を勝ち抜いてきたチーム、奥や久保もキッチリ守備面のタスクを担い、決定機は作らせません。44分、Fマリノスの左SBに入った田中裕介の鋭いインターセプトから放ったシュートがクロスバーを叩いた所で前半が終了しました。メンバーチェンジなしで迎えた後半も、構図は変わらず。攻めるFマリノス、耐えるFCという時間帯が続きます。Fマリノスは59分、マルクスと坂田をチェンジさせ、ツートップにシフト。攻勢を強めようとしますが、それでもFCの守備ブロックに破綻は見られず、体を張った気迫のディフェンスでゴールに鍵をかけ続けます。Fマリノスは前半20分以降、ずっとボールこそキープしてたのですが連携に乏しく、わずかに可能性を感じさせたのは山瀬と乾の個人技による突破のみ。75分にはペナルティエリアすぐ外でのFKという最大のチャンスを迎えますが、山瀬が放ったボールは右ポストに跳ね返りゴールは奪えません。早野監督はハーフナー・マイクを投入してパワープレーに打って出るも、FC全員で築いた壁は最後まで越えることができずにタイムアップ。記念すべき新・横浜ダービーは横浜FCに凱歌が上がり、さらにクラブとしてもJ1初勝利という最高の結果を手に入れました。試合後、高木監督に会うとにこやかに、そして晴れやかに「まあこういうこともあるでしょう」なんてカッコイイこと言ってくれましたよ。 AD土屋
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