昨日の日本代表発表を経て、一躍時の人になった感がある
流通経済大学1年生のGK林彰洋選手。この間のインカレで見たときも
安定感のあるプレーを披露してました。本当にいいGKだと思います。
そして、Foot！はなんと2005年の7月、高校総体特集を敢行した際に
当時流通経済大学付属柏高校の3年生だった彼にインタビューしてるんですね。
そこで、フル代表選出記念としてそのインタビューをここで再録してみたいと思います。

Q、目標としている選手は？
A、イタリアのブッフォンとかですね。
Q、どういうところが？
A、すごいプレーなんですけど、それをすごくないように見せたり
　　そういう堅実なプレーが魅力ですね。
Q、自分のセールスポイントは？
A、ハイボールと、コーチングでシュートを打たせないことです。
Q、世代問わず代表というものについてはどう考えてます？
A、チームで結果を出して、その中で認められていくものだと思っているので
　　チームの結果がなければ代表というものにも選ばれないと思うので
　　チームを第一優先に考えて、結果を出して実力が追いつけば
　　やってみたいなと思います。
Q、GKとしての最終目標はどこにおいてます？
A、海外のスペインでやってみたいなと思います。
Q、スペインのどういうところが好きですか？
A、（パスを）つなぐ中で迫力だとか、海外の選手の大きさの中で出てくるうまさだとか
　　そういうのが魅力でやってみたいなと思います。
Q、プロも視野に入ってますか？
A、そうですね、でも高校生活をしっかり優勝という形で終えて、プロってものが
　　見えてくると思うので、優勝を目指して高校選手権を獲ってからプロを視野に
　　入れていきたいなと思います。

一見、おっとりした感じに見える林選手ですが意志の強さは間違いありません。
全国大会に向けての豊富を聞くと「絶対優勝します」と強い口調で言い切ってましたし、
対戦してみたい選手に現セレッソ大阪、当時滝川第二高の森島康仁選手を挙げ、
“ゴールセンスと両足のシュート力”を評価しつつも、「点は取らせないよね」という
問いには力強く「ハイ」と答えてくれました。
その頃から注目していただけに、今回の選出は嬉しかったのですが
ただ現時点ではあくまで候補段階。U-22では、西川周作という大きな壁が
聳え立っていますし、かなり長い目で彼を見守っていくことが大事だと思います。
そのポテンシャルは誰もが認めるだけに、まずは6月から始まるU-20ワールドカップで
日本を勝利に導く活躍をして欲しいですね。ガンバレ、林くん！

AD土屋